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第9章/会議!



 えー、最近言い訳ばかりうまくなってしまったeifosです。


 いえのPCが逝ってしまい、現在学校の授業中を利用してUPしています。

これは後の10章とあわせての前後編になっていますので。


 長らくお待たせいたしまして申し訳ありませんでした。それではどうぞ。


~Ⅰ~


ゼピルム大陸中央部ゼピルム共和国ゼピルム城


 目の前に白い壁が向こうまでずっっっっと続いている。今私たちは聖魔王様にあうためにゼピルム城へ来ていた。昨日はどこかに出かけていたらしく会うことができなかったけど今日は大丈夫かな?ちなみにユーリさんたちは用事が終わらなかったらしく一度それを伝えに帰ってきたらまたどこかへ行ってしまったので三人で会いに行くことに。話の内容は後で大まかに教えてくれればいいって言ってたから。城門のところまで行くと昨日いた強面の衛兵さんがいた。

「おや、昨日の旅人ではないか。よい知らせだぞ、聖魔王様がお帰りになった」

「本当ですか!それじゃあすぐに・・・・・・」

「その前に、何用で聖魔王様にお会いになりたいのだ?理由を申せ」

「それは~・・・・・・・」

言えるわけ無いよねクロードさん、「私たちは勇者で世界を救うため、聖魔王様に会わなくちゃいけない」なんて。というか言っても信じてもらえないよ。どうしようかな?

「何だ、怪しいな。言えないような理由だというのか?」

「そんな訳じゃ・・・!」

「なんにしろ一時拘束させてもらう、悪く思うな!」

『ええ~!!』

見事にハモった。そりゃそうだよね、いきなり拘束するなんて言われたら誰だってびっくりするよ。手に持った槍を構え、じりじりと迫ってくる衛兵さん。逃げる気になれば逃げられるけどそれじゃあ完璧不審者だ。う~ん、説得できる雰囲気じゃないし、どうしよう・・・・・・。

「はいは~い、衛兵さんそこまでにしといてちょうだい。その人たち、私たちの連れだからさ」

背後からかけられた明らかに場違いな明るい声。全員がそっちの方向を向くとそこには黒いローブを纏った背の低い女性が立っていた。その姿を見るなり衛兵さんは姿勢を正し、女性の方へ向き直る。クロードさんたちの様子を見ると二人ともキョトンとした様子でその女性を見つめていた。え、何?私だけ取り残されてるカンジ?

「こ、これは代行者様、こんなところへ一体何のご用で?」

「ん、だからそこの三人を迎えに来たんだって。真ん中の子がハヤカちゃんでその後ろの二人がクロード君とエステルちゃんだよね?」

「はい、そうですけど・・・・・・」

「あ、誰だかわかんないってカンジだね。う~ん自己紹介は後にして、とりあえずついてきて。ほかのみんなも待ってるから」

「あの代行者様、この者たちは一体?」

「この子たち?この子たちは世界を救う勇者様の一行だよ」


・ ・ ・ ・ ・ 。


気まず~い空気がこの一帯を支配する。あ~あ、言っちゃったよこの人。こうなると思って言わなかったのに・・・・。

「あれ?なんかマズいこと言った、私?」

『言いました』

あら、また見事にハモったね。それはさておき私たちは謎の女性について城の中へ入っていった。


~Ⅱ~


 「いや~自己紹介が遅れたね、私はクレア・ユーシリス。これでも色持ちの代行者なんだ♪あ、色は漆黒石だよ☆」

前を歩く謎の女性、もといクレアさんはよくしゃべる。城の中に入ってからもずっとしゃべりっぱなしで私だけじゃなくてクロードさんやエステルさんも呆気にとられているようだ。私の印象からするとヴァルナさんといいクレアさんといい代行者の人ってなんかどこかズレてる気がするような・・・・・・?

(あの~エステルさん、代行者の方ってみなさんこんなカンジなんですか?)

(いや、その、クレア様に会ったのは初めてだけどほかの皆様はもっと寡黙というかマジメというか・・・・・・まあ、とにかくこんなカンジじゃないから)

(というかエステル、それはちょっと失礼な気がするんだけど・・・・・・?)

「はいは~いそこまで~、ぜ~んぶ丸聞こえだよ。私、ちょーー地獄耳だから♪」

『ぶっ!!』

後ろで話していた全員が一斉に吹き出す。まさか今の会話が聞かれてたなんて・・・・・・怒られるかな?

「まあ、あながち間違いじゃないんだけどね~。他のみんな、特にユリアとレナードに「もう少し静かにできないのか?」とか「もっと落ち着きを持て」だとかよく言われてるから~。あんまり気にしてないよ、だって私は私だから☆」

『は、はぁ』

それから会議場へ向かう間もクレアさんのおしゃべりが絶え間なく続いた。主に私たちの旅の思い出とか今のハウリの状況とか。何というか親しみやすい人だな、ちょっとおしゃべりが多いけど。

「おーい、例の三人連れてきたよ~」

会議場の扉を開け、中に入る私たち4人。大きな部屋の真ん中にはドーナツ状のテーブル(確か円卓って奴だっけ)があってその周りに4人の男女が座っていた。ん?よく見るとそのうち3人は見覚えがある。右側からヴァルナさん、一つ飛ばして凜、海さん。とりあえずヴァルナさんは納得できるけどなぜ凜と海さんが??

「ハヤカさん、お久しぶりですわね。お元気でしたか?」

「はい!元気です、ていうかヴァルナさんはなんでここにいるんですか?」

「ちょっとした仕事ですわ。詳しいことはまた後ほど」

ヴァルナさんへ挨拶を済ませ、最大の疑問へ目を向ける。ちなみにクロードさんたちはヴァルナさんと思い出話に花を咲かせていた。

「やっほー疾花、一日ぶり!」

「え~っと、その、なんで凜と海さんがここにいるの?」

「え?だってここが私の職場だから。ね~、陸?」

「そうだな、そろそろ正体バラしてもいいころだな」

「はい?」

つまりこういうこと?話の内容と海と呼ばれていた人が陸と呼ばれて・・・・・・今まで何か隠してたってワケですか。

「じゃ、改めて自己紹介ね。鈴・紅鸞、ひとまず今は聖魔王の影武者やってま~す。ちなみに魔人で~す」

「いままで隠してて悪かったな。俺の名前は太刀花 陸、俺も魔人だ。聖魔王の側近兼護衛をつとめてるんだけど、もっとも今は影武者の、だけどな」

なんかとてつもなくデカい存在の人物と友達になってしまったようだ。


~Ⅲ~


 それから全員が席に座り、まずなぜ鈴が聖魔王の影武者をやっているのかを説明してもらった。どうやら現聖魔王は鈴の双子の妹の彗がやっていたらしいが十年前に失踪、行方不明になってしまったせいで鈴が代わりをやっているらしい。容姿が瓜二つだったため髪型を変えるだけで何とかなったらしい。今でも捜索は続いてるそうだが見つかる気配は全くないらしい。んで海さん、もとい陸さんは初代聖魔王の時代から代々聖魔王の側近をつとめてきたこの国で最も古い魔人らしい。そして鈴の右隣に座っている人はゼピルム騎士団の総指令官である総長をつとめるレイナー・バレンシュタイン・翠蘭さん。彼もゼピルム屈指の名家の出で実力も非常に高いそうだ。

「さて、自己紹介はこのあたりで終わりにしてそろそろ本題に入るぞ。それではハウリの近況報告から頼む」

「では、私から報告させていただきますわ。最近ハウリ、というか中央大陸全土で魔物の異常発生がみられますの、他にも海底遺跡以外でも自律機動兵器が確認されてますわ。それに南と東の大陸でも同じような現象が起きてるそうです」

「んじゃ次にゼピルム側からの報告だけど、そっちの報告にあった魔物の異常発生とか自律機動兵器とかはないけど、代わりに竜の活動が活発になってきてる。まぁ下位クラスであればウチの騎士団でラクショーなんだけど・・・・・・活発に動いてるのが中位クラスや上位クラス、それに亜種なんだ。おかげで俺やレイナーとか上級魔人が出張んなきゃいけなくなっちまってな、人手が足りないんだ。つっても竜王クラスや神竜クラスが黙っててくれてんのが唯一の救いかもな」

次々と交わされていく各国の報告。正直言って私にはほとんどの内容がサッパリだけどいくつかはわかるものもある。たとえば海底遺跡以外での自律機動兵器の確認とか、私たちが最初に神君廟へ行ったときに最深部で見たデカい斧を持った変なヤツ、イリスはあれが自律機動兵器だっていったよね。そういえば悪魔の出現はまだ確認されてないみたい、あんなのがあと71匹もでてこられたらたまったもんじゃない。

「それではハウリは他の国と連携して各地で魔物と自律機動兵器の討伐に当たってください。私たちゼピルムは疾花たちのサポートと竜退治を行います、あと人手が足りないんでできれば・・・・・・」

「わかってますわ、ハウリから代行者を数名派遣します」

「じゃあじゃあ私たちは一端ハウリに戻るからさ♪後のことはよろしくね~」

そういってヴァルナさんとクレアさんは部屋を出ていった。

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