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双子の愚痴:名前当て



いきなりですが、一卵性の双子の名前を正しく当てられる確率はどのくらいだと思いますか?



単純に考えれば、5割のはずです。その双子との仲の良さで多少変動しても、4から6割という答えが一般的だと思います。



ですが、自分の経験では、正しく名前を当てられる確率は体感2割くらいです。



確かに体感の話なので実際の割合は違うかもしれません。

ですが、実際間違えられる方のことが多いのは確かです。


何故間違えられる確率の方が高いのかは正直分かりません。


それに、個人的に間違えること自体に問題はありません。



問題は、体感8割間違えられているように感じてしまう事実です。


これだけ高い割合になる理由は、それだけ「間違えられた」という印象が強いからです。



当てている側からするとちょっとした一喜一憂程度かもしれませんが、当てられる側からしたら間違えられた場合「訂正する」という手順を踏む必要になります。



「別に直すくらいいいじゃん」と思うかもしれません。


でも考えてみてください。双子の人は生まれてからずっとこれを行い続けなければいけないんです。


砂場で遊ぶような小さい子供のころから下手したら大人になった後もずっとこれをやり続けないといけないんです。



正直に言うと、滅茶苦茶面倒くさいです。


何なら、ある程度の年になると名前を当てられる度に訂正している自分がいます。

「どうせ間違えられるなら、すぐに訂正できるようにしておくか」といった感覚です。



そもそも、「双子の名前当て」という文化が良くないと思います。


まず良くない点として、時間の無駄です。

普通なら10秒もかからない挨拶でも、「待って、どっちがどっちか当てさせて!」と誰かが言い始めるだけで30秒から一分程度まで伸びます。何なら長考する奴ほど間違えます。体感9割くらいです。

そして、それを待つ双子側は何も得をしません。待つだけ待って、当たったらよし、外したら訂正という流れになります。名前当てをされている間、ずっと「早く本題に移らないかなぁ」とか考えています。そして、本題に入る際も変に時間を掛けたせいで中々うまくいきません。

割と学校の先生とかがやりがちなバターンです。


次の点として、純粋にマナーが悪いです。

双子相手には良くやられることですが、考えてみると普通に悪印象を受ける行為です。



「こんにちは、君の名前は確かえーっと、ちょっと待って、覚えているはずだから。そうだ、君アカスギ君でしょ!」


「アカツキです。」


「いやー、間違えちゃったか。惜しい!で、この書類の事なんだけど…」



こういう人がいた場合、皆さんも「なんだこの人」ってなると思います。


これと一緒です。


違うのは、似ているのが名前ではなく見た目という点だけです。



この話を聞いて、「じゃあ毎回正しく当てないといけないのかよ。さすがにそれは無理じゃん」という人が出てくると思います。


でも勘違いして欲しくないのが、別に「正しく当てろ」とは言っている訳ではないということです。



純粋に、「どっちがどっちか分からないのならそれを言って欲しい」だけです。


別に双子を見分けられないことは特別悪いことではありません。双子側も、お互いに似ていて違いが分かり辛いということは分かっています。仲のいい人や身内も間違える時はたまにあるし、そもそも散々間違えられてきているわけですからね。



ただ分からないなら、それを言えばいいんです。


「すみません、どっちか分からないので教えてもらえますか?」


これだけでいいんです。



先程の名前の例で考えてみてください。

うろ覚えの名前を当てずっぽうする人より、素直に名前が分からないことを認めてくれる人の方が、いい印象が残るはずです。


それと同じように、双子側からしても名前当てゲームを始められるよりは素直にどっちか聞いてくれる人の方が話しやすいですし、会話もスムーズに進みます。

名前当て一回分のストレスと無駄時間が無くなるということです。




なので、これを読んでいる皆さんに一つだけお願いがあります。


次双子に会ってどっちがどっちか分からなかった場合、名前当てをしないで素直にどっちがどっちか聞いてみてください。


双子側から特別お礼を言われることは無いと思います。ですが、間違えなくその双子に取ってほんの少しだけいい日になることは間違えないと思います。


この度はショートエッセイを読んでくださりありがとうございます。


連載小説の息抜きとして書いてみることにしました。


自分の経験で中々他の人が体験できないものは無いかと考えていたところ、真っ先に浮かんできたのがこれでした。

そりゃそうだ、一卵性の双子なんてそう多くない。


今回は割とメジャーな「双子の名前当て」に着目しました。一卵性の双子だったら絶対に経験することですし、身に覚えがある人も割といると思ったので。



もし評判が良かったら、非定期的にこの様なエッセイをまた書こうと思います。


また、もしこれを読んでいる読者の方で一卵性の双子の方がいたら感想をもらえると助かります。他の一卵性の双子からしてこの内容が共感できるものなのか、できなかったとしても別の双子の意見とかが純粋に気になります。


それでは、良い一日を!

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