孤独な4日目
どうも。お久しぶりです。というわけで(?)投稿します。
ふあああああああ
どうも、田村雄太です。
始まった異世界生活2日目。
窓から漏れる日光がまぶしい。
うん?今何時?
10:35
やっべ寝坊した。
でもここ異世界だしいっか。
学校なんてないし。
コンコン
おや?誰か自分の部屋をノックしてますね。
「おはようございます。勇者様。もう日も登りましたのでご起床をお願いいたします。」
「···どーもです。」
「因みに午後からは戦闘訓練となっておりますので正午ごろに食堂までお越しください。」
「···わざわざどうも。」
「では失礼します。」
ハアー。午後から戦闘訓練だって?めんどいなー。
体力なんて家にいち早く帰るために使う分しか無いのに。
···サボるか。
そもそも論、何でよく知りもしない異世界の為に命賭けて戦わんにゃならんのだ。
さらにだ。
自分のようなぼっちには守るべき人などいない。
別にクラスメイトに特別仲がいい人も居ない。
そんでもって、友達もおらず、ましてや恋人なんているわけがないのだ。
唯一会話する両親もこの世界には居ない。
よって自分が戦闘訓練に参加する必要はない!
QED. 証明完了!
飯もスキルでつくってしまおう。
えーと、「ぼっち工業地帯」!
じゃあ···ハンバーガーでもいっか。
簡単に食べれるし。
作成!
ポンッ!
じゃあいただきます。
···うーんなんか足んねえ。
あっ。ポテト!ポテトがない!ついでにマッ○シェイクも。
作成!
うーんyummy!
はてさて、なんやかんやあってもう午後1時です。
つまりは戦闘訓練なんだけど、勿論やる気はない!
でも訓練に来なかったらここまで呼びに来そう。
どないひょう···
あっそういやテレポートの指輪使ってなかったわ。
早速使ってみましょー。
いざ、テレポート!
ヒュンッ!
さてさて、テレポートできた。
周りを見渡してみる。
なんもねー。
精神と○の部屋みたいになんもねー。
で、ここどこ?
教えて!「異世界版Wik○ぺディア」さん!
神界
その名前の通り神々の住む世界。神界は1柱に一つ与えられる。
うん?
何で自分はこんな所にいるんだ?
自分は神になった覚えはないぞ。
そう思いながら周りを見渡してみる。
おや、誰かいますねえ。
それもとびきりの神々しいお方が。
ただし、ものすごく警戒してる。
そういや手紙があったっけ。
取り出して見てみる。
えーと、差出人はっと。
『ぼっちの女神様 ルーシャン』
···そういや手紙の内容も自分も友達なんて居ないぼっちで同じぼっち同士のよしみとか云々···って内容だったな。
なるほど、自分と同じく人と会話する経験がほぼ無いので、テレポートしてきた自分とどう会話すればいいのか分からないんであんな風に警戒、というかオロオロしてるのか。
···どうしよう。気まずい。
何もない空間に自分と女神様二人きり。
端から見ればすごくうらやましいのかもしれないが、コミュ障の自分にとっては辛い以外の何物でもない。
···ほんっとうに気まずい···。
テストが近いので更新頻度下がるかもです。すいません。