表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/8

孤独な生活

どうも、河童技研とゆー者です。もういっこの小説が国家チートなので今度は個人チートを書きたくなって書きました。


 ···どうも。


 俺こと田村雄太は絶賛ぼっちを謳歌している。


 どのくらいぼっちなのかといえば、休憩時間に、ずっと寝たふりをしていたり、昼休憩さっさと弁当を食べ(独りで)て図書室に行き(独りで)、休憩が終わるまでずっと三国志を読んでいた(独りで)り、例を挙げていてはきりがない。


 要するに、学年に一人はいるぼっちなのだ。


 今も次の授業までの間、寝たふりをしている。

 

 だがしかし!前の机の陽キャどもがとても騒がしいのだ!


 うるせえ!人が寝ようとしているのに騒がしいんだよ!


 お前らあれだろ!国語のテストの物語中の人物の心情とかの問題絶対間違えるやつだろ!


 まあかくいうじぶんもぼっちだから他人の心情とかわかるわけないがな!お陰でいつも国語のテストの結果は悲惨だがな!そのせいで今日は放課後追試だぜ。クソが!帰宅ガチ勢の自分にとって放課後居残りほど嫌なものはない。


 そもそもなぜ自分がぼっちなのか。それは圧倒的コミュ障と凄まじいほどの対人スキルの無さ、しまいにはこの片寄ったオタク趣味である。弾幕シューティングからアニメ、さらにミリオタでもあり、まあ広い守備範囲を持っているが、陽キャからすればただのキモオタでしかない。


 加えて、先ほど言ったように、コミュ障と負の対人スキルによって今のクラスでの立ち位地ぼっちを入学時からキープしている。


 そしてそろそろ次の授業が始まろうかというときである!


 なんと床に魔方陣が浮かび上がり、発光し始めたではないか!


 そして自分は思った。


 どうせ異世界でもぼっちなんだろうなあ、と。




 ·······················


 

 ···どうやら異世界召喚されてしまったらしい。


 目の前には豪華絢爛な大広間が広がっており、なんか偉そうな服を着たおじいちゃんとThe·大賢者って感じのおじいちゃんとその見習いと思われるローブを着た美少女がいる。


 なにあの娘超かわいいんでづけどお!


 はっ!いかんいかん。あまりの可愛さに呂律が回らなくなっている。冷静に冷静に···んほう!くっそかわいー!


 ···周りを見回すと、うちのクラスの陽キャ共とどのクラスメイト達がいる。ははあ、これが所謂クラス召喚ってやつですね解ります。


 「皆さん、突然召喚してしまい誠に申し訳ございません!皆さんはこの世界デオキシリボに召喚されました!今、この世界は魔王によって滅びようとしています!そこでこの世界を魔王から奪還する為の切り札として皆さんを召喚いたしました!身勝手なのはわかっています!でもこれいがいに方法がなかったんです!お願いします!どうかこの世界を救っていただけませんか?!」


 そういってその美少女がしたのは····


 The japanese traditional culture!


 D☆O☆G☆E☆Z☆A


 へええ、この世界に土下座の文化があるとは思わなかった。


 というかやっぱりクラス召喚だったか。


 おや?うちのクラスのトップカーストの葉山陸が動いたぞ?


 そして?土下座を決めたままの美少女の元にかけよったあー!?


 「頭を上げて下さい。確かにそちらの事情はわかりました。しかし私達には何の力もありません。」


 優しい言葉をかけーる!これはポイントたかいですねー。


「···はい、では失礼します。勇者様。力についてですがそこはだいじょうぶです。異世界から召喚された勇者様達には特別なスキルがあります。」


 ···ほっほーう。特別なスキルですとお!それは聞き捨てなりませぬなあー!


「特別なスキルって何ですか?見たところ何も違和感はありませんが」


 ちっ。異世界召喚されて特別なスキルをみる方法といったら一つしかないだろ。これだからネット小説も読まない陽キャどもは···


 さて、自分のステータスを見てみますか。


 (ステータスオープン)


 さすがに陽キャ達の前でそんなこと言ったら痛い奴だよ。いくら自分がぼっちでも無理です。なので心の中で唱える。


 田村 雄太 

 称号 異世界の勇者

    世界から干される男 (要はぼっち)

HP 100

MP 99999999999999 (隠蔽中は2000)

IQ 100

SAN値 正常


 スキル (隠蔽中)

  「ぼっち工業地帯」

  「圧倒的コミュ障」

  「凄まじい負の対人スキル」

  「異世界版W○KIぺディア」

  「収納魔法」

  「弾幕スペルカード」

  「鑑定」


 ········は?


 いやいやまてまて、そんなバカな。何?MPカンストしてんの?


 てかぼっち工業地帯って何?


 「ぼっち工業地帯」

 その名の通り独りで工業地帯並みのことができるよ!これでぼっちでも大丈夫!やったね☆ちなみにオリジナルスキル。

 

 ···うぜえ···。ぼっちを強調しやがって。更に最後の「やったね☆」の☆がすごいムカつく。ってん?オリジナルスキルとは何ぞや?


 オリジナルスキル

  持っている本人以外に存在しないスキル。一億人に一人とかなんとか。


 おおまじか!すっげーレアリティ高いよね?でもなんに使えんだろ。


 ···うん?よーくかんがえたら、工業地帯って···


 鉄工業 銃がつくれる。

 自動車工業 戦闘車、戦車がつくれる。

 IT産業 ミサイルがつくれる。

 化学工業 原子力関係の兵器がつくれる。

 繊維工業 防弾チョッキがつくれる。

 食品工業 ご飯が作れる。

 造船業 軍艦がつくれる。



 あれ?強すぎない?チートじゃんもうこれ。


 うーんもう一つ怪しげなスキルが···


 「弾幕スペルカード」

 文字通り弾幕を撃てる。MPに応じて密度、大きさが変化する。なお当たれば即死亡する。HP?知らない子ですね。ちなみにオリジナルスキル。


 コレハヒドイ···確かにさ!前の世界でもオタクだったよ!でもこれはひどくね?当たれば即死亡ってチート過ぎない?自分MPカンストしてるんですけどお。


 ···まあいいや。チートならチートで。


 そ!れ!よ!り!も!


 「圧倒的コミュ障」

 「凄まじい負の対人スキル」


 自分がぼっちだったのってこれが原因かああああああああああ!


 

はい、作者の普段の様子がうかがえますw(自分のこととはいっていない。)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ