ひさしぶりの出会い
ももかものぞみも同じ病院に来ていたので、大すけは、ケンカになるかどうかが心配でした。
ぎゃくに、いじめではなく、やさしく、
「あんた、だいじょうぶかい。」と言っていたので、ほっとしました。
これからも、のぞみも大すけも、それに、ももかも神も、たいがもみんな、それぞれの世界で、しあわせにくらしたのであった。
なぜ、ももかがのぞみのことをいじめなくなったかと言うと、のぞみが、この前、ももかの好きなコレリーうさちゃんぬいぐるみをももかの好きなピンク色で作ってあげたので、たく配便で、ももかの家へとどけました。
その中に手紙も入れました。
『ももかへ。ももかには、さんざん大学にまでいじめられていました。ですが、わたしはももかのことがずっと大好きでした。なので、すぐ泣いてしまったのです。なので、このぬいぐるみをあなたの好きなピンク色でプレゼントします。大学までありがとうございました。また、会える日をお待ちしています。さくらのぞみより』
その内ようを読んで、ももかは、わたしはなんてひどいことをしたのだろうと思いました。
なので、また会った時には、やさしくしようと思いました。
ところで、今、そうぞう大学は、そうぞう大学病院となっております。
地下一階から、地下十階までが、そうぞう大学で、生徒が五万人にふえています。
一階から、十二階までが、病院となっております。
一階は、がん科、二階は、整形外科、三階は、耳鼻科、四階は、せっこつ院、五階は、この大学に赤ちゃんやこどもを連れて来た子をあずかるこども病院、六階は、歯医者、七階から十二階までは、一階から六階の病院一つ一つの薬局です。
病院に入り切れない人数がいる場合は、地下のそうぞう大学の場所を使って、そうぞう大学の人も仕事を手伝っています。
今、大はんじょうのそうぞう大学病院は、いつまでも、この中の出て来るそうぞう大学の人達も働きに来ているそうです。
そうぞう大学で勉強を教えていたのぞみ達の先生も一しょにいるそうです。
めでたし、めでたし。