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帰路での再会と新たなる目的地その名はアルカディア

命の危機に瀕したゲンじぃは辛くも過去からの救世主、彰彦に命を救われる。

彰彦との再会でゲンじぃは新たな目的地を切り開く・・・

と、まあ。かっこよく描くとこんな感じです。

大都会東京・・・のどこか・・・


大都会東京!? ちゃうワイ!アホ!

千葉じゃ!千葉!


・・・のどこかって、お前。

新柏じゃろ~ !ハイハイ。

わっかっりま~した~。

ワシが間違いましたったっとね!


じゃあないやろ!齢72歳。そら老眼も進むで~


細かい字で新宿書いても、新柏書いても老眼じゃ同じやねんて。


注意1 ゲンじぃは、恐ろしくタフです。田舎を出て約48時間寝てません。

   もちろん、老眼なんかありません。暗闇でも10円玉と100円玉見分けます。


細かいことはもうええ。


もう、ワシ決めたでな。タクシーで新宿行く。

これで全て解決じゃ!キッツイ旅も、もうしまいやな。


って、タクシーおらんのんか~い!

人がおらんからタクシーもおらんて・・・道理やな(´;ω;`)


しゃあない。電車で東京に戻るか。

新柏で一通りボケ倒した満足感で喉か乾いたワシは

自動販売機にお願いしてお茶をもろうた。親切じゃなぁ新柏の自動販売機は


注意2 マジで自動販売機にお願いしているゲンじぃを見かねて

    本屋のばあさんがお茶買ってくれました。


新柏の自動販売機よありがとう!


注意3 いい加減にしっろよ~。自販機じゃね~よ。それは婆さんだよ!

    もう新宿に着くか死ぬか選べ!

    ・・・ (゜-゜) ・・・ 失礼ぶっこきました。 礼_(._.)_

  ・

自動半売機型のババアに別れを告げ、ワシは電車で一路新宿へ向かった。

じゃが、電車に乗った途端、長旅の疲れか、直ぐに寝てしまった。


注意4 自分の身長忘れて、おっもっっっいっ切りドアの上に頭ぶつけた。


どの位、寝ておったのじゃろうか?


「ゲンじぃ。くたばったか!クソジジイ!死ね!今度は死ねぇ!」


ワシは聞き覚えのある中で一っ番嫌な声と腹部の衝撃?

広く世間で言っとる有名な、腹パンち。で目覚めた。


予想はしていた・・・通路で気絶した哀れな老人に

情け容赦ない、トドメを刺すような腹パンち。

半笑いで浴びせる罵声の裏腹に、本気の心配がこもったような

訳の分からない掴みどころの無い声。


間違いないワシが唯一手を焼いた近所のクソガキ。彰彦だ!


「あき☆§¨~!」


「ちっ生き返りやがったかクソジジイ!

 ありがたく思え!俺の愛の腹パンチがお前の命を救った!」


注意4 ハイ!皆さん。予想外の展開です。

    クソジジイと元クソガキ。例えるなら

    最悪の大凶2人が出会いました!もう知りませんよ。

    どうなっても知りませんから。


「てめ~彰彦!気絶している老人にぃ腹パンチって★×§~!」


「ゲンじぃ。落ち着け!エセ関西弁忘れてるぞ!」


クソガキ彰彦は素早くワシから離れて悪態をつきおった。

くっそッ!いつもがら見事なヒット&ウェイじゃ。いつもこれで騙される。


ゲンじぃ「まあ、えぇわい!クソガキが。

     聞きたいことは、いろいろあるが・・・あるんじゃが・・・?

     まずは・・・まず・は・じゃが・・・」


彰彦  「なんだ、ゲンじぃ。」


ゲンじぃ「いまだにワシに、しつこく腹パンチを食らわしとる

     お前そっくりのクソチビは・・・お前の子供か?」


彰彦  「ジジイ見えるのか?」


マジがおで、一心不乱に腹パンチを続ける

彰彦そっくりのクソチビをつまみ上げ


「よくまぁ、こ~んなにそっくりに生まれたもんだな。」と

 睨みを聞かせた・・・ら キン蹴りを食らった。(´;ω;`)


彰彦  「おぉ!ゲンじぃ。効いたか?効いたか?なあ!キン蹴り効いたか!」


ゲンじぃ「クソガキ!キン・蹴・り・が・効かん男がおるっかああぁ!」


本気で怒るワシに目もくれず彰彦は息子に夢中だ!ハイタッチなんぞ交わしおって。

いつはいつもこうだ。子供の頃から・・・いつもな。


近所でも有名じゃった。弟が風邪をひくと五月蠅くて病気も治らないと

母親から飯も食わしてもらえず夜まで締め出される。


彰彦が可愛がっていた犬のコロは、面倒をみないと言って保健所送りにされる。


挙句に父親の借金はお前のせいだと因縁を付けられ母親に殺されかける。


いつも寂しい目をした心優しいクソガキ。彰彦


じゃがあいつは、したたかだった。端正な顔つきに寂しい目をした少年。

近所の主婦が放っとく訳がないじゃろ!

はんま憎たらしいクソガキじゃ!母親から嫌われても近所の主婦どもからは

ちやほやされやがって!

死んだワシの婆さんなんか自分の子供のようにかわいがっておったわ・・・


じゃがな、これからが彰彦のすっごいとこやでぇ~

ちょっとでっかくなりやがったら、見事にグレたでぇ。


ありゃ多分、最悪じゃな。

あいつが通う中学校では、教師連中が彰彦には近づくなを合言葉に

しておったようだが、そんなもんじゃない。あいつは。


あいつの家の周りに何人マッポが張ってたと思う?

たっかが14才のクソガキ捕まえようと

マッポがあからさまに目ぇ血走って、彰彦張っとったんじゃぞ。

マッポが彰彦につけた通名は爆弾小僧。

カツアゲ現場を現行犯でパクレたらしいが、マッポが走ってくる

10秒間で、ア奴は被害者を脅して何も喋らなくした挙句に

マッポまで脅しおった。ビビったマッポは彰彦を逃がしおった。

そんな被害を受けたマッポが多数おって、いつの間にかア奴は

爆弾小僧と呼ばれ、血走った目のマッポが彰彦に群がるようになった。



法律ゆるゆる昭和の時代にそんなんやったヤツじゃぞ!今の時代なら

あのクソガキぜってい死刑じゃ!死刑!

いや、彰彦は死刑になっても死がんね。ワシが鍛えてやったし。

仮に死んでもあの性格や、悪魔脅して生き返るで、マジで。



そ~んっなクソガキのくせに!

一部上場企業に潜り込みやがって、ブイブイいってやがった!


血も凍るような冷徹さと残忍性を持った知能犯。それがあいつじゃ!

じゃが彰彦はワシの前でだけクソガキのままでいる。

嘘で塗り固めた人生の中でワシの前では今でも悪たれの・・・クソガキの顔を

見せやがる。ホンマに、憎めんやっちゃ!


婆さんが死んだ時もわざわざワシのところにきおった。

それも葬式も何もかも済んで・・・ワシ一人になった時に


いつまでも悲しむなクジジイ!

そう言ってワシに電気アンマを食らわせおった。

それから一週間。毎日。電気アンマ食らわせて逃げやがった!


「あっきっひっこ~!

 今度は、おんドレの子供がキン蹴りか!

 キン蹴りって、ぱわーUPしとるやないか!

 しかも、見事なヒット&ウェイ。何もかも父親ゆずりかい!」


彰彦  「切れるな!ゲンじぃ。死ぬぞ。」


ゲンじぃ「ほな、座ろか。」


注意5 ゲンじぃはマジで彰彦に甘い。血走った眼をしたマッポを

    追いかけまわすぐらい彰彦に甘い。


彰彦  「なんで電車で寝てんだゲンじぃ?しかも通路で。」


ゲンじぃ「彰彦。話はーそこじゃぁ無いよね。」


彰彦  「エセ関西弁は?」


ゲンじぃ「やかましい!話が進まん!」


ワシは仕方なく彰彦に新宿と新柏を間違えて電車にのった事を含め

今までの大まかな流れを話した。

話を聞き終わった彰彦はニヤケ顔で俺に効いた。


彰彦「んで?どこ行くの?」


おおそうじゃった!彰彦に新宿まで案内させればいいんじゃ。


彰彦「いいよ。」


ん?


彰彦「いいよ。新宿まで行くよ。」


おお!さすが彰彦。話が分かる!ん?


なんか変じゃ?


ゲンじぃ「子供はどうした?」


彰彦  「なんの話だ?頭打って幻覚みたか?クソジジイ。

     で、新宿のどこに行きたいんだ!」


何か変じゃが・・・

まりーたんの住所は・・・?

解らない。(´;ω;`)

携帯で・・・?


携帯おいて来た。・・・


ゲンじぃ「あきひこ~(´;ω;`)何処に行くか忘れた~」


注意6 ゲンじぃは彰彦には甘えます。


彰彦  「お前は徘徊老人か!ずいぶん遠くまで徘徊しやがったな!アホ!

     新宿行って何するつもりだったんだ。」

 

ゲンじぃ「曾孫に遇つもりじゃったんじゃあ~なのに住所書いたメモ

     家に忘れたんじゃあ。」


ワシは彰彦に抱き着いた。なのに、あのクソガキ


彰彦  「うっとしい!くっ着くな。」


ゲンじぃ「何だと、何だと!クソガキの頃ドンだけ飯食わしたと思ってんじゃ!」


彰彦  「おっ、それを言うのか?それを!クソジジ!あれは飯じゃねエ!

     人体実験て言うんだよ!まずい上に命に係ったじゃねえか。」


ゲンじぃ「オンどれを鍛えるためじゃぁ!病院に連れってたろうに!」


彰彦  「病院に連れってたのは婆さんだ。

     お前の飯で死にそうになったのに

     お前はいつも田んぼ観にいっくて逃げやがって。

     婆さん言ったぞ!田んぼなんてないって。」


ゲンじぃ「いい思い出じゃのうタケシ。所で、ご飯はまだかいなぁ。」


彰彦  「あぁ!きったねーボケた振りしやがったな!クソジジ!

     娘のところに電話しろ電話!そして明るくこう言え。

     徘徊老人でぇ~す!迎えに来てちょんまげ。」


ゲンじぃ「言ってもいいが・・・携帯おいて来た~」


また彰彦にワシは抱き着いた。


彰彦  「あぁ!うっとしい!クソジジ!もう一度あそこで頭ぶつけてこい!」


ワシは素直にもう一度頭をぶつけてやった。

彰彦に対する当てつけのつもりじゃったが

意外な、あいでぃ⤴アが生まれた!


彰彦のところに戻りワシは彰彦に告げた


ゲンじぃ「ワシは、閃いたわい!最高のあいでぃ⤴アじゃ~!」


注意7 ゲンじぃの閃きは誰かが不幸になります。


彰彦  「ろくな事じゃないような気がするが一応、聞くぞ。なんだ?」


ゲンじぃ「わっはは!ワシらは秋葉原にいくのじゃ!」


一時はハトが機関銃の連射を食らったような顔(゜-゜)

になった彰彦じゃッたっが

あやつはさすがじゃ!直ぐに目を光らせこう答えた。


「ゲンじぃ!ナイスあいでぃ⤴ア。」


注意8 彰彦はゲンじぃに免疫があるのか同類なのか?不幸になりません。


ハイタッチを交わし、ワシらは暗黙の了解のもと先頭車両を目指した。

もちろん、少しでも早く秋葉原に付く為に先頭車両をめざした。


注意9 次回に続きます。


その頃、ゲンじぃを罠にはめようとした謎の人物は・・・


    近所の子供にキン蹴りを食らっていた・・・




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・・・新宿は?

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