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寡黙なヒーロー  作者: 花林
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プロローグ〜夜の出来事〜

 私こと彩魔さいまりんは今までごくどこにでもいる普通な高校生だと思ってた。あの出来事が起きるまでは……。

 その起きた出来事は、普通は夜に出歩くのはよくなかったのだけども、その日は生徒会のお仕事で帰りが遅くなってて急いで帰っていた時だった。

 私はそのとき非現実的な出来事を経験してしまった

 私の目の前にはこの世とは思えない人型をした化物をみた。それはまさしく本で出てくるゾンビにそっくりだった。

 私は夢かと思った。でも違った……

 悲しいことに動けない私を良しと思ったのかゾンビは私に襲ってきたのだ。それを見た時、私はほんとに死ぬかと思った。

 そのとき祈った。私はまだ生きていたい……と。

 目をつぶった時に、物体を刺す音が聞こえた

 目を開いたらグロテスクな光景が広がってるだろうと思いながら恐る恐る目を開いた。

 目の前にあったのは人だった……いやあったのではない。いたのだ

 その人はマスクをつけてるし暗くて誰かはわからなかった。

 私は瞬時にして理解した。この人は助けてくれたと

マスクをつけた男性……見た目は私より一つ上っぽい。いやそんなのは関係ない。

 その人は私の方をみた。手を差し伸べてくれた。

 そして小さな声で

「……大丈夫?」

 ほんとに聞こえないぐらいの声だった。でもそのか細い声はしっかりとした男性の声だった。

 私は思わず頷いてしまった。その人は私のことを目で一回り見たところで去っていった。

 あの人は一体何者で、さっきのゾンビとなんの関係があったのだろうか?

 私の中で小さな疑問ができた。

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