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猫で行こうぜ1

俺の名前は山田太郎(30)

名前には触れないでくれ、散々いじられてウンザリだ。


まぁ名前については良いか…とにかく俺は電車通勤中に意識を失ったと思ったらここにいる。


目の前には神


神「よく来ました あなたは…」

太郎「転生ですね、説明は結構!」


俺はゲームのオープニングはボタン連打で飛ばす派なのだ!


神「…」


太郎は白い光に包まれて気がついた時には石畳に寝そべっていた。


太郎(中世だよ!なるほどね!)


太郎「【ファイアー】!」

太郎の手からは何も出ない。

太郎「あれ?てか…おかしくない?」

太郎は自分の手を見てギョッとした。

黒い毛と肉球だ…というより意識しなかったので気が付かなかったが、4本足で立っていた。


風が吹き全身の毛が動きザワザワする。

太郎「猫か…犬か…モンスターか…」

俺は猫派だから猫が良いのだ。


通行人「え?猫が喋った?」

太郎は通行人をじっと見つめる。

太郎「そうか!俺は猫か!」

通行人「うわぁぁぁ!」

通行人は驚き転び逃げていった。


太郎(怪我は無かっただろうか…)

周囲はガヤガヤとうるさい。

そこは市場の様で人が行ったり来たり交渉したり。


太郎は耳を音のしない方向に向けた。

太郎(こいつら、うるせぇよ)


太郎(そうだ!俺は猫だ!)

『ドゴン!』

太郎が軽くジャンプするだけで建物の屋根に登れるとても簡単だ。


商人「なんだ!今の音は!」


先程まで太郎が居た場所の石畳が砕け散っていた。

商人達が騒いでいる。

その気になれば聞く事が出来そうだが…声が大きすぎて、とてもそんな気にはならない。


太郎(この力を試してみよう!)


太郎「ひゃっはぁぁぁ!」

太郎は次から次へと屋根の瓦を踏み砕き

街中を飛び回った。





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