舞台裏〜①
「うっげぇ。声が枯れる」
「ああ、恥ずかしいポエムおっつーですー」
「恥ずかしいとか言うな。死にたくなるだろうがよ」
「それくらいで死にたくなるんなら、お色気担当の私なんか百回は死んでますよ。私なんか日本全国のキモオタにチチモロですよ?」
「うっせえよフタナリ野郎。チンコとチチだけでオーディション受かったくせに文句抜かしてんじゃねーよ」
「ああ、今のは人種差別です。全世界のフタナリ達があなたを訴えます」
「うっせぇよ。ああ、また次の回からもなっがい台詞だよ。一人称な物語とかやめろよ」
「私は次の回まで休みなので頑張ってくださいね。……そう言えば、なんか臭くないですか?」
「ああ、なんかリアリズムを求めるがために、リアルマウンテンゴリラを下野動物園からチャーターしてるらしいぞ?」
「いや、力の入れどころ間違えてるでしょ」
「それよりも俺は、ヒロイン? のが気になるんだけどな。なんで主人公の俺が本番までヒロインと面識ないんだよ」
「犯罪者みたいな目をしてるからビビられたのでは?」
「お前後で現場裏な?」
「こんにちは!」
「おお。噂をすれば何とやらだ。ようやくごたいめ…………!?」
「ん? どうしたんです……………!?」
「西野鈴香小学三年生です。今日はよろしくお願いします」
( (リアルロリータキタぁああああああああああああああああああ!?) )