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白い太陽
下らない物ばかり見てきた
僕の視力は落ちて行った
夢が見えない
それでいいの
遠くが見えないぐらいなら
夜ばかり泣いてきた
朝は来なくなった
光が見えない
それでいいの
想いを忘れるぐらいなら
可能性なんてなかった
単なる我がままと言われた
心が見えない
それでいいの
一人を怖がるぐらいなら
劣等感しか胸に無かった
孤独の森に迷い込んだ
道が見えない
それでいいの
魔女が助けてくれるから
誰かが作った夢の中で
きっと僕は死ぬんだね
誰かの手の平の中で
きっと僕は死ぬんだね