表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最終兵器  作者: かぼちゃ
4/27

迷蝶

「あの蝶の大きさはどれくらいかな」

あなたがいつも

言ってた言葉


「蝶はどうして逃げるのかな」

わたしがいつも

言ってた言葉


「何故追うのまだ生き足りない」

きみがいつも

言ってた言葉


指先にあった宝石は

何処かへと飛んで行った

白い雪はきみかもしれない


花弁にあった宝石は

何処かへと飛んで行った

この鮮やかな粉々はなに


雪色の蝶

白磁の月


何も言わずに

キラキラ輝いている


醜い体と

絡まる蜘蛛の糸しかない

わたしの望んだ姿


涙といっしょに

サヨウナラを

物言わぬもの達へ




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ