10/27
あなたの強さに私が泣いた。
いつのまにか
君を責めて
私が私を壊してゆく
後悔を眺めて溜息
誤解されたくなかった
嫌われたくもなかった
疲れたから少し休もう
君と出会ってから
随分経つけど
こんな近くで支えてくれて
くれた物多すぎて
私の両手はいっぱいになって
こんな私でいいのって
いつも聞いて
本当は分かってるのに
振り返っても変わらなかった
「それほど正しくも無いと思う」と
あなたは言った
どうか勇気を下さいって
叫んだけど
ここまで来たら戻れない
かわいた心に
風が吹く
くすんだ空に
面倒な明日
なぞらえた
「空を飛びたい」って言って
笑われた
それだけなのに
なんでこんなに
怖いんだろう
あの日の夕暮優しかった