まずは鍛冶士づくりから
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名前:ラグメル
職業:〈鍛冶士〉
HP(体力):30
MP(魔力):20
AP(気力):20
STR(筋力):10+21
INT(知能):10+1
VIT(耐久):10+1
DEX(器用):10+25
AGI(敏捷):10+1
LUK(幸運):10+11
・職業スキル
"鍛冶"
・スキル
"投擲""腕力強化""野外鍛冶"
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まずは全てに1ずつ振り分ける。その後、筋力・器用・幸運に10ずつ振り、更に10ずつ筋力と器用振り、残りを器用に振ることにした。一応生産職なのでね!
よしよし。
良いもの作って、重量あってもぶん投げれるかじじじぃになるぞ!
ノロマは甘んじて受け入れるとして、耐久面はレベルアップ補正と装備任せだなぁ。
『鍛冶チュートリアルを開始しますか?スキップも可能ですが、その場合の素材の配給はありません』
ステータス画面をみながらニヤニヤうんうんしていると手元に文字が現れる。
ん?チュートリアルはいいとして、素材の配給?やったら貰えるのかな?元々チュートリアルスキップなんぞ考えてなかったんだけど。
儲けたかな?
『造りたい武器を選んで下さい』
「槍で」
『製作方法を選んで下さい。ゲージ、サポート付マニュアル、完全マニュアル』
「む。えーと、3つとも試してみることは可能?」
『可能です。その場合、完成品3つより装備品にする1つを選んで頂き、残り2つは破棄されます』
おお!なるほど!チュートリアルで造った武器を貰えるのか!ありがてぇありがてぇ。まてよ、てことはチュートリアルしてなかったら武器も、使うはずだった素材も無しってことか。ハードだな。
ゲージ製作は音ゲーなんかでよくあるようなタイミング目押しミニゲームを、削る・叩く・整えるの3項目で行った。
マニュアル製作では、割り・型出し・打ち・削り・面取りなどを、サポート付きでは点や線の印と一言メモみたいなもので補助が有るか無いかだった。
・石の槍(数打ち)[ランク:1][質:C]
━ATK:20,耐久値:20
・石の槍(作:ラグメル)[ランク:1][質:B]
━ATK:20,耐久値:25
・石の槍(作:ラグメル)[ランク:1][質:D]
━ATK:15,耐久値:9,重量:-10%
完成した3つを並べてみるとしっかりと違いが出ていた。
ゲージ製作では全て[perfect!]判定だっので、現在の器用さではCが限度なのだろう。しかしながらサポート有りのほうでは質が上がったのでPS次第ではもっと上も狙えるのかもしれない。
サポート有りは、リアルでのちょっとガチ目の物作り体験みたいな感じ?工程ごとに説明があって、使う道具や削り落とす部分にマーカーが付いていて、その通りに丁寧にやれば大丈夫な感じ。
完全なマニュアルはというと、全ての工程が自己判断のため手を加えたり抜いたりすることが出来た。そこで、投げやすいように少し短くし、頭と先端のバランスをとるため全体的に削った結果、残念な物が出来てしまった。
更に、完全なマニュアルでは武器名の変更が出来た。しかし、全然関係無かったりストレートに卑猥な言葉は付けられなかった。
『完全マニュアルによりレシピに無いものを作り出した場合、[質:C]以上で有ればオリジナルレシピとして登録可能で、以降どの製作方法でも製作出来るようになります』
なるほど、なら数を造りたいときはゲージ。レシピの練習とか、高い品質の物作るときはサポ有り。改造とか0からのスタートはマニュアルってことかな。
サポ有りでPS磨かないとなぁ。
『装備する武器を選択してください』
「じゃあ、2つ目で」
予備が無いうちは頑丈な物を持っとかんとなぁ。
ぶっちゃけ3つ目は産廃だしな。
『全ての準備が整いましたので、エターナル・オンラインの世界をこころゆくまでお楽しみください』
よし!では、いざゆこう!イッツファンタシー!