1.転生
初投稿です。自由に書いていきますので、よろしくお願いします
目の前に広がる大草原、どこまでも広い青い空。
「此処は、何処だ?」
立ちすくむ男は、とても戸惑っている。手には一つの銃が。
男の名は、アレン。
「確か俺は任務を遂行していたはずだが・・・」
そう、アレンはある国の特殊部隊でスナイパーをやっているのだ。
今日も軍から機密を盗み出したスパイを殺すため市街で待ち伏せしていたのだが・・・
「あぁっ‼」
すべて思い出した。
スパイを殺したあと死体を処理しようとしたらトラックに轢かれたんだった・・・
「じゃあ、此処は天国、いや、人殺しの行く場所だから地獄か。」
その時、
「おい、そこの男。」
そこには、ちっこい幼女が立っていた。黒髪で狐目の美少女だ。
何でこんなとこに幼女が?
あ、そうか・・・
「君が地獄の鬼か。俺はどんな罰が課されるんだ?」
幼女はきょとんとアレンを見る。
「お主、わしを鬼などと一緒にするでないぞ。」
ん?じゃあこいつは誰なんだ?
「わしは女神じゃ!女神セレフィじゃ!」
えっへん、と幼女は少ない胸を張る。
「その女神様が俺になんか用か?」
「フフフ、聞いて驚け・・・お主を復活させてやろう!」
やっぱり俺は死んだのか・・・でもなんか女神ってのは胡散臭いな。チビだし。
「で?俺はどうやったら復活できるんだ?」
半信半疑で聞く。
「この世界を救ってくれなのじゃ!」
は?俺が世界を救う?
「俺にはそんな力はないぞ。」
「お主は、その黒い、じゅう?とやらが使えるではないか!」
これか、この銃、ヴィントレスか。
ヴィントレスはロシアの消音狙撃銃だ。
有効射程は400mほど。銃に内蔵されている消音機関のお陰で近づいても銃声が聞こえない。兎に角俺の愛銃だ。
「やってはくれまいか?」
めっちゃキラキラした目で見てくる。可愛いな。
これは断ったらダメだな!うん!
「仕方ない。やってやるよ。」
「良いのか!本当に良いのか‼やはり見込んだ通りの男じゃ。では、この世界について教えてやろうではないか。」
「分かった。よろしく。あ、俺はアレンだ。」
一応自己紹介しておく。
「わしはセレフィじゃ!女神をしておる。よろしくな、アレン。では、説明するから良く聞いておくのじゃぞ。」
そしてセレフィの説明が始まった。
続く・・・
セレフィのキャラ設定が定まらない件