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帝國日記  作者: 劇団ダルク
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プロローグ

女が憲兵になんかなれるわけがない──


女の子がたった一人で憲兵の世界に飛び込むお話


初めまして。劇団ダルクと申します。この小説は、大正時代をモチーフにした小説となっています(あらすじは書くの下手なので省かせていただきます。ごめんやで……)


この小説はpixivさんにも投稿させていただいている長編小説となっています



プロローグ

「貴様は反逆者か?」

「違う!俺は、反逆者なんかじゃない!!」

「嘘をつくな。もう証拠は揃ってるんだ」

「そんな……俺は……」

「…………貴様はいずれ処刑されるだろう、まぁせいぜい檻で待ってるんだな」

「待ってくれ!俺は……!」

男がそう言うと、憲兵はその男の腹を蹴った

「貴様は反逆者だ、違うか?これでもまだ優しいほうなんだ」

そしてその男は牢屋へ連れて行かれた──



1868年から始まった明治政府は、「文明開化」のスローガンのもと、様々な西洋文化を日本に取り込み、世界の一等国となるべく、上へ上へと目指していた


西洋からは、洋服や食べ物、思想に至るまでありとあらゆるものが日本に流れてきた。その中でも、「人間は、皆等しく平等である」という「啓蒙思想けいもうしそう」と呼ばれる思想は、当時の日本に大きく影響を与えた。それまでの日本は、武士や農民、工業者、商業者がいて、それぞれの中でも細かく身分が分けられていた。しかし、世界の一等国を目指す日本もそのような思想が入ってからは、今までのようにいくわけにもいかず、「四民平等」という言葉を使って”国民は天皇のもと、皆等しく平等だ”という政策を進めていた


ところが、四民平等と謳いながらも実際には、富裕層から貧民層への格差は酷く、現実の社会に不満をもらし、革命運動を起こす者も多かった


それらは明治政府にとって非常に厄介なことだった。市民や新聞や雑誌でも明治政府にとって都合の悪いことを言った者は厳しく取り調べられ時には処刑されることもあった。そのような、いわゆる「反逆者」と呼ばれるものを取り調べる役割を担っていたのが憲兵だ


これは、そんな憲兵の世界にたった一人で飛び込んで行ったある少女の物語


※全て想像です。歴史の先生がいたら怒鳴られそう。

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