表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/9

キミを待つその日まで...2

「___」

誰...体が揺れる..

「い...様..」

「稲荷様....‼」

ユサユサと体が揺れる。

「稲荷様‼起きてください‼」

と声がはっきり聞こえ目覚める燐。

「ん....ルイうるさい...。」と不機嫌そうに起きあがる。

「申し訳ございません...稲荷様、ご飯のご用意ができたのでそれで...」と謝りながら条件を言ってくるルイ。

「あぁ...もう、夕飯の時間だったんだ。ごめん」と私も謝る。

すると...

「稲荷様...また息をしないでお眠りになっていましたよ...?」とルイに言われた。

「......。」私は黙り込む。

燐は、なぜか息をしないで眠りにつくことが多い...。

それも、このように毎回起こる。

一つ、理由としてわかるのは....。

”あの日”、あの時からのようだった。息をしないで眠るようになったのも、今では燐の特徴になっている。

燐には、呪いがかかっている...。

それは、最初からあったものではない。”あの日”...。

あの時に”裏切者”が出てきたその時からだ....。

「....。ルイ、行くよ...」と私は普通のように無表情で部屋を出て行った。

「....。稲荷様...」とルイは少しした後に燐の名を口にする..。

(またか...これはなんとかしないと、一般の人間に誤解される..。)

(解決方法は...なんかないのか..)

と燐は考えながら、食卓の場に歩いていく。

「あ、やっと来た‼」とカイがご飯を運んでる途中で燐を見つけ言う。

「遅いですぞ、稲荷様。」

「お腹すきましたよ~。稲荷様、早く食べましょうよ~」

とカイのほかにも羅衣、麗奈がその場にいた。

「....二人とも帰ってたんだ...。おかえり。」

と私はいつも通り無表情で答える。

「稲荷様、相変わらず無表情ですな...」とあきれ返る羅衣。

「ちょっと、羅衣‼稲荷様に失礼よ。稲荷様はこれがかわいいですよ」と羅衣にいう麗奈。

「.....。」

「二人とも、いい加減にして...」

と私は二人の言葉に抵抗がある。

「「っ‼」」

ビクッ‼

と羅衣と麗奈は燐を見て怯え始める。

「あーあ...稲荷様を怒らせるとまずいのに...」と小さく呟くカイ。

そう、カイのいう通りで、顔は無表情。

怒ってるような顔でも笑ってる顔でもないが....

燐の特徴は、顔には出さない霧のようなものが、周りを囲んでいる。

そして、何よりも一番特徴的になるものは....。

ギロ....

そう、燐の赤い瞳が赤く闇の中で光るような目になる。

「羅衣...麗奈...何か言いたいことは..?」

と顔色一つ変えずに二人に問いかける燐。

「「い...いえ...何も....」」

「「ごめんなさい...」」と二人は怯えながら涙目で謝罪をする。

「よしよし...稲荷様、今回は見逃してあげてください」と二人の頭を撫でながら、カイが燐にお願いする。

「.....。」

「わかった...今回だけね...」

と私は答えた。

カイは私を見て、一安心したようだ。

簡単に言えば、さっきまでの霧や目の色がいつも通りに戻ったからだ。

「早く、ご飯食べよ...お腹すいた..」と私は、席に座った。

数分後、ルイも遅れて食卓の場に来た。

「すみません!遅れてしまって...」と慌てて謝るルイ。

「ルイ、遅いよー、全部俺やったんだからね」と頬を膨らませ、ぷんぷんとルイに言うカイ。

「ごめん、カイ...」と謝るルイ。

「そんなことよりご飯ー!!」

「早く食べようぜー」と羅衣と麗奈は、「はーやく、はーやく」という顔で言う。

「.....。」

私は黙ったまま、待つ。

「じゃぁ、みんな揃った?いっせーので行くよ」

「「「「せーの」」」」

「「「「いただきまーす」」」」とルイ、カイ、羅衣、麗奈が一斉に言う。

「.....いただきます」と、私は4人が言った後に言った。

いつもと変わらない、これが普通だと思っていた。

だけど...人間はまた違ったりするのかな...。

と考えてしまう。

だけど、燐にとってはこれが普通なのかもしれない。

「.....。」

燐が、無言でもくもくとご飯を食べているのを見て、ルイはカイに声をかけた。

「カイ...後で話がある..」と小さくカイの耳元でいうルイ。

「ん...?なんかあった?」とルイに問いかけるカイ。

「うん...ちょっと稲荷様のことで..」

「ん、わかった..。後でね」とこそこそとルイとカイで会話をしていることに気づいていたが、知らないふりをして食べる燐。

そして、全員が食べ終わったあとはいつも通り。

「「「「ごちそうさまー」」」」

「.....ごちそうさま」と4人が言った後に私も言った。

「カイ...今日のおいしかった...。また当番のときよろしくね..」と食器を片付けているカイに感謝を言う燐。

「いえ、お口にあったようで良かったです」と微笑むカイ。

「じゃぁ...私部屋戻ってるね...」と言い私は、その場を離れた。

-神社の屋根ー


「「.....」」

と羅衣と麗奈はお互い背中合わせをして月を見上げている。

「羅衣ー」

「なんだー」

「呼んでみただけー」

「なんだそれ」

とくだらない会話をする二人。

「「....」」

「「ねぇ...あ」」と二人は息ぴったりに口にする。

どうやら考えていたことは同じだったようだ。

「羅衣も、やっぱり稲荷様関連~?」

「んー...まぁそんな感じだなぁ...」

と言いあう二人。

「麗奈からでいいよー」

と羅衣は麗奈からと話を譲る。

「あのさ...稲荷様、またやらかしちゃったみたいだね...」

と麗奈は口にする。

「あー...あの記事のか...」

と羅衣は何を言おうとしたのか分かった。

麗奈が持ち出してきた話は、つい最近のことだった。

昨日、燐はまた妖怪たちに囲まれたと同時に、その妖怪たちを”殺して”しまったということだ。

燐は、”あの日”の裏切者たちの味方をしてきた、妖怪たちがいた。

その妖怪たちの一部が昨日現れたという、簡単な話だった。

現場には映らなかったという前に、燐はすぐに、その場からいなくなっていた。

元々、その妖怪たちは、人間の姿に化けて暮らしていたからなのか、殺された後も人間の姿で発見されたそうだ。

それが記事になり、噂が広まっている...ということだ。

「羅衣は~?」と話を終えるかのように麗奈が次そっちの番というように話を回した。

「ん~...最近というか、ここんとこ...。稲荷様の様子見に行くんだけどさ。夜」

「うんうん」

「まぁ...俺らにとっては当たり前になってきちゃってることだけど...。寝てるとき息してないんだよな..」

とそれは、ルイ達が言おうとしていた話題だった。

「あー...稲荷様の寝てる時のあれかー」

「あれさ、一般の人間にとっちゃ、死んでるんじゃないかって誤解されちまうみたいだな...。」

「そうだねぇ...うちらは息して寝てるけど、稲荷様だけいつもしてないものね...」

「やっぱり、”あの日”が関係するのかな...」

と考える麗奈。

”あの日”...それは、燐にとっては良いことではなかった..。

裏切られたとき...その者たちが燐を殺そうとしたとき..。

ある人物が、燐に力を託しそして....

____庇って死んでしまった人...。

燐は、”その人”のことをまだ引きずっている...。

罪悪感、悲しみ...それがあってから、燐は表情が作れなくなってしまった...。

「ねー...再来週なんかあったけ...」と口にする麗奈。

「んー...?再来週...なんかあったけ...」と考える羅衣。

「「.....。」」

____再来週の水曜日、学校の合宿で2日間居ないから

と燐が言っていたことが薄々思い出してきた。

___”学校の合宿”

「「あっ!!!」」

と二人はようやく思い出したのか、慌てふためく。

「羅衣!どうしよう!!再来週...!!」

「やばい...!!稲荷様の眠っているところに人間が違和感を感じたら...!!」

と二人は急いでルイ達のところに向かった。

ー居間ー

ルイとカイは居間で話し合いをしていた。

「で、ルイ。稲荷様になんかあったって言ってたけど...」

「うん...あのね、また息をしないで眠っていたんです..」

とルイは言いにくそうに言う。

「あー...稲荷様また息しないでお眠りになってしまってたのですね...」

「私たちは息をして寝ているですが....なんで稲荷様だけ、息をしないで...」

と話し合う二人。

「やっぱり”あの時”のことが関係するのでしょうか...」

「どうなんだろう...でもそうだとしたら...何か解決方法はないのでしょうか...」

「んー...」

とお互い悩み考えていると....

ドタドタドタ!!!

「「ん?」」と足音がする方を覗くと、慌てふためいて走ってくる羅衣と麗奈がこっちに向かってきた。

「「ルイ!!カイ!!どうしよう!!」」

と二人同時に肩をつかむ。

羅衣はカイに、麗奈はルイに手を肩に置き揺らす。

「え?え?二人ともどうしたのです??」

「あわあわあわ...」

とルイとカイは揺さぶられながらも、二人に問いかける。

「「再来週!!」」と羅衣と麗奈は息を合わせて言う。

「「再来週??」」

「なんかあったけ?ルイわかる?」

「ううん?なんだっけ?」

とルイとカイは「?」を出しながら言い合う。

「もぅ!!二人とも忘れたの!?再来週‼」

「稲荷様の学校の合宿が再来週あるって言ってただろ!?」

と言われルイとカイは一瞬固まり記憶を探る。

「「.....」」

二人は、黙りながらお互いの顔を見る。

そして....

「「あ”ぁぁぁぁ!!!」」

と思いっきり思い出したかのように大きな声で息ぴったり口にする。

「再来週...すっかり忘れてた...。」

「稲荷様の学校の合宿...。寝てるところに人間が入ったら...」

とルイとカイは焦り始めた。

「そうだよ!どうしよう...稲荷様に違和感一つでも学校の人間にばれたら...」

「稲荷様は....」

「「「「危ない....」」」」

4人は息ぴったりに、その言葉を口にする。

トコトコ....

「「「「っ!!」」」」〈ビクッ!

と4人は足音に怯える。

「みんな...何してるの...」

と眠たそうな燐が居間に顔を覗く。

「あ...いえなんでも..」

「そ、そうです!明日の朝食何にしようか話してたんです!ね!羅衣!?」

「うぇ!?あ、そうそう!俺は魚がいいんだけど、麗奈が嫌だっていうんだよ!」

「はぁ!?なんで毎回毎回、朝食に魚食べなきゃいけないのよ!」

「まぁまぁ、3人とも...」とカイは3人を止める。

「......。」

燐は、本当は何を話していただなんてお見通しだった。

「もしかして...再来週のことで話してたでしょ...」

と燐は単刀直入に言う。

「「「「ギクッ...」」」」

と4人は、図星のように気まずくなった。

「.....大丈夫。何とかするから...」

と私は言った。

「え....何とかするってどういう事ですか...?稲荷様...」とルイは恐る恐る聞いてきた。

私は、「何とかなるよ...大丈夫...」

と言って、ルイの頭に手を乗せポンポンと優しくたたいた。

「みんなも今日は、もう寝なさい...おやすみ...」

と言い燐は自室に戻った。

「「「「.....」」」」

4人は、唖然としたまま固まっている。

「と..とりあえず寝ようっか...」

とカイが3人に問いかける。

「「「う、うん...」」」と3人は頷きながら答えた。

そして、4人は布団に入り眠りについた。

_____燐...生きて...


「”ミレ様”!!」

ガバッ!!

「.....っ。はぁ...はぁ...」

燐は夢で目が覚めた。

チュン...チュン...

でも、気づけばもう朝になっていた。

「また....”あの人”の夢...」とおでこに手を当て、前髪を上げる燐。

「いっ...」

ツー....

と気づいたら首が切れていた...。

「またか...」

燐にとっての”またか”は当たり前のようになってしまっていることで言っている。

燐の呪いに、次の日の朝に必ず傷ができてしまう特徴がある。

でも、その傷口もすぐに治ってしまうため、手当てなどは必要なかった。

スー.....

「.....。」

首の傷口が閉じていく。

私は、ただただ治るまでじっとしているだけだった。

そろそろ、朝食ができるころだろうと思い、食卓の場に向かう。

「あ、稲荷様。おはようございます♪」

とルイが一番早く声をかけてきた。

「ルイ...おはよ...今日は何..?」

とルイに朝食を問いかける。

「今日は、フレンチトーストですよ!あと、ヨーグルトも用意してあります」

と献立を言ってきた。

「誰の希望...?」

と私は、ルイに質問をする。

「えっとですね、麗奈の希望です!」

とルイが答える。

「ふーん...」と私は答えながら、席に座る。

「ふぁぁ....おはよう...」

「稲荷様はやーい...おはようございます...」

と起きてきた、羅衣と麗奈が食卓の場に来た。

「あれー...カイはー?」

と麗奈は席に座ると同時にルイに質問する。

「あ、カイなら朝のゴミ出しに行きました。もうすぐ戻ってくると思いますよ」

とルイが答える。

「二人とも....おはよ...」と私は、羅衣と麗奈に挨拶をする。

そして、数分後カイが戻ってきた。

「お待たせしました!稲荷様おはようございます!羅衣と麗奈も、遅い起床におはよう」

とカイが言ってきた。

「カイ...おはよ...」

「えー...カイだって起こしてって言ったのに起こしてくれなかったんだもーん」

「麗奈お前、カイに頼るなよ...」

「二人とも何回も起こしましたよ?」

とカイを笑ってるようで笑ってない顔でニコッと笑う。

「「すみません...」」

と羅衣と麗奈はしょんなりして、謝罪をした。

「ほら、みんな食べるよ。稲荷様遅刻しちゃう。」

とカイが声掛けをする。

「「「はーい」」」

と3人は返事をする。

「じゃ、せーので言うよ」

「「「「せーの」」」」

「「「「いただきまーす」」」」

「いただきます....」

と4人が言った後に私も言った。

そしてもくもくと食べてみんなが食べ終わったと同時に

「「「「ごちそうさまでした」」」」

「ごちそうさま...」

と皿を片付けながら各自準備をした。

「稲荷様、お忘れ物ないですか?」

とルイが玄関で靴を履いて学校に行こうとしている燐に問う。

「うん...ありがとう」

「....行ってきます」

と私は言って「行ってらっしゃい。お気をつけて」とルイは見送ってくれた。

トコトコ....

いつもの町...今日は風が心地よかった。

すると....

「おい、燐さん」

と誰かが私を呼び止めた。

私は声をかけられた方に振りかえり、

「何...菊池君...」

と私はその人物の名を口にする。

「あ、名前ちゃんと覚えてくれてるのな」としゃべりだす菊池奈岐。

「.....何もないなら、話しかけないで...」

と言い背を向け歩き出す燐。

「なぁ、たまに俺と帰ろうぜ?俺、燐さんとお話したいんだけど」

「話って何...」

「好きなものとか、嫌いなものとか、得意なこと話し合おうよ。燐さん意外なことやりそうだから」

「......」

「なぁ、ちょっとだけ。お願い」

「先に失礼します...」

と言い私は教室の前で話を終わらせ教室に入る。

「はぁ...今日もダメか...」

と奈岐はため息をつきながら、教室に入る。

ガラ....

「.....。」

私は窓側の机に座り外を見上げる。

キーンコーンカーンコーン....

チャイムが鳴り、先生が来た。

「えー...じゃぁ、今日の朝礼始めるぞー。」

「今日、先生からの連絡事項は、再来週の水曜日の合宿のことだ」

「合宿での、グループを作ってもらう。えー....男子5人女子6人のグループに別れてくれ。」

「グループメンバー決まり次第。各自メンバーの名前をこの用紙に書いて提出してくれ。」

「じゃぁ、先生からは以上だ。」

と言い、教室ががやがやし始める。

「ねぇ、一緒になろうよ!」

「いいよー♪」

「なぁなぁ、あの女子誘おうぜ!」

「いいなぁ!おーい」

と男子も女子も賑やかに移動し始める。

「......。」

私は席に座ったまま、外を眺めている。

「菊池君、一緒になろうよ♪」

「お、いいよ。あれ?でも女子1人足りなくない?」

「そうなんだよねー...どうしよ」

と奈岐が女子と話してると私を見てきた。

「あ、俺のわがままなんだけど。稲荷さん入れてもいい?」

といきなり、私をグループに入れようとしていた。

「え?稲荷さん?全然いいよー♪うちらちょっとお話してみたかったし!」

「マジ!ありがとう!」

(待て待て待て...!!何勝手に話し進めてるの...!?)

「じゃぁ、私声かけてくるね!」

と言って女子が一人私の前に歩み寄ってきた。

「稲荷さん、一緒のグループに入ろう?」

と女子が声をかけてきた。

「......。私でいいなら...」

と私は空気を読み、いつも通りの顔で答える。

「ありがとう!あ、私、希来里きらり!希来里でいいよー♪」

と自己紹介をされた。

「....よろしく。希来里...」

と名を呼ぶと嬉しそうな顔で「こちらこそ!!」

と答えてきた。

そして、グループメンバーがそろい、名前を用紙に書いていく。

「......。」

私は、ふと思ったことがあった。

(合宿のお風呂の時間って確か....)

(混浴温泉じゃなかったっけ....)

(今回の合宿の場所....温泉でも男女混浴の温泉しかなかった気が.....)

と考えていた。

そう、今回の合宿の場所は、温泉が男女兼用の混浴風呂しかないのだ。

(背中の”呪いの痣”....どう誤魔化そう...)

燐の背中には、呪いの痣がある。それを見られた時どう誤魔化すか、あとでルイ達に相談しようと思った。

他にも、いろいろ問題がある。

泊まる部屋がグループメンバーと一緒だということ。

そして、メンバーと一緒といううことは、もちろん若者は恋愛話をすると聞いたことがあった。

そして、寝る時だ...。

何とかなるとはルイ達に言ってしまったが....少し不安になってきた。

そして、そんなこと考えているうちに、学校は終わり、下校した。

「ただいま....」


と私は疲れ果てた声で玄関に入り靴を脱ぐ。

「「「「稲荷様、おかえりなさーい」」」」

とルイ、カイ、羅衣、麗奈が息ぴったりに燐に声をかけた。

そして、いつも通りに夕飯を食べた後、就寝した。

そして日は経ち....

ー合宿当日ー

何とかなるように頑張ろうと、燐は思いながら朝を迎えたのであった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ