2日目:頼れるF組クラスメイト
まさかまさかの2回目です!
内容が薄くなったような気がしなくもないと作者的に思っております…
中身微妙ですが頑張りました!
あんまり長々書いてもつまんないですよね
本編、お楽しみください!
2日目
お互い午前中だけの部活を終わらせ
やりとりを始めた
女子力は高く見せた方が良いかなと思い
可愛い顔文字をつけてやりとりをしていた
唐突に、話は変わった
『お前ってさ、好きな人いるだろ』
『いないよ』
本当のことを言っただけだ
好きな人なんか、いない
『絶対いるだろ』
『なんで』
なんで、という問いかけを無視して
相手は勝手に話を変える
『F組の男子の中で告白されたら付き合う人とか、いる?』
なんだそれは、私は何も言わないわけにはいかないので
『誰がいるかよくわからない』
と送った
『Tは?』
T、その人なら知っている
『知ってるよ』
『付き合える?』
『考えるかな』
考えるかな、は かなり使える言い訳だ
『じゃあIは?』
I 、その人も知っている
『考えるかな』
同じ言い訳を使った
『じゃあハッキリとOKできる人は?』
かなり、かなりエグい質問をしてくる
『誰でしょう』
まずい、変換ミス
「誰もいない」と「誰でしょう」を間違えるなんて、なんてツイてない…
『何部?』
適当に答えよう
弟がバレーをしているからバレー部とか答えておこう
『バレー部かな』
『マジ?俺バレー部なんだ!知ってる人かな?』
なんて偶然、運の悪い
『じゃあOKできるか答えてね』
言い訳するしかないか…
『K』
Kって誰だ、知らない
『知らない』
『じゃあ、S』
Sは名前しか知らない
『名前しかわかんない』
その後も何人かの名前を挙げられたが
知らないとかの言い訳をした
…知っている人もいたんだけれど
『最後!F組のバレー部!』
最後になってしまった
OKと言うしかない
『OKかもね』
『え?F組って俺だけだよ』
なんてこった…知らなかった
もう少しクラスのことを知っておくべきだった
『そういうことにしてくれていいよ』
何故か勝手にメッセージを送ってしまった
また、後悔が私を襲う
『そういえばさ、話変わるけど』
『なに?』
相手は案外優しいのだろうか?話題を早々に変えてくれた
『どうしてメッセージではそんなによく喋るのに学校だとあまり喋らないの?』
理由はたくさんあったが、その1つを送った
『嫌われるのが怖い』
『そういうのをなんて言うか知ってる?』
『知らない』
『人見知り』
初めて、人見知りが発覚した
多分向こうはいじめられてるのを知っている
なんとかしようとしている
今までの後悔なんかちっぽけだった
なんとかしなきゃ、そんな思いだけが頭を支配した
その後もたくさん相談に乗ってくれた
親友より、家族より
ちょっと前まで他人だったクラスメイトに
誰にも言ってないことを話した
理由なんかわからない
どうやらもうすぐ合宿があるようだ
心をゆっくり休めて、もう後悔なんかしないようにしなくては…
これが、私の決意の日
どうでしたか?
今回も面白くなかったかな、と思いますが…
そこは許してください!
後書きも短いですが
閲覧ありがとうございました!