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我が手は血に濡れつつ  作者: 尚文産商堂


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8/8

第8話

「北表さんの指導者って誰だったっけ」

お好み焼きを食べながら、俺へと尋ねられてくる。

「南さん、南垣斉さんだな」

それを聞いた瞬間、一瞬だけ沈黙が出てくる。

「ん?」

小さなコテを使って、さらにしっかりと焼こうとしている俺にはその沈黙の意味が分からない。

「あー、あまり彼について何かいいうわさを聞かないものだから、ね」

ね、と言いながら斉藤が同意を得るために高啓へ目くばせをした。

高啓は軽くうなづきながら、俺やほかの人らと同じようにほとんど黙ってお好み焼きを食べている。

「どんなうわさなんだ?」

「一番よく聞くのは、彼が男色家ってことかしらね。ただずいぶん昔に大ゲンカして以来相手はいないって話だけど。ほかにもいろいろあるけれどね」

「ふーん」

ただそれを聞いたからと言って、何か思い当たる節なはい。

「単純に噂は噂だな。何かあるかって言われたら何もないからな」

「ま、そうよね。噂だものね」

そう、噂だから。

だから俺はその話をさっさと流した。

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