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雑記Ⅱ  作者: 作文太郎
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どうするかね?

全体にできるだけr値の小さい線で要素を描写して、つまりあまり細部までは拾って描かない。


描いたものを一度縮小表示して「視野の中の焦点の中心」で見て、この領域で働くゲシュタルトの均整への感覚でバランスを見ること。周辺の視野は「全体としての風景」を捉える働きをするので、拡大して捉えると描線密度の分布がもたらす印象の傾きが見える。


末端肥大症気味の描き方にも気を付ける(手足の末端の大きさはパワーがある事の表現でもあるため)。幼児性や可愛らしさの為には末端を細く縮める。


互いに補色関係にあるパステルカラーを隣接させるように配置して、カラフルさと見易さを両立させる。


色の輝度の配置を表現方法としてしっかり認識して感覚を身につけること。初心者から「イラストを描ける人」の間にあるギャップを構成する重要な要素の一つ。デジタル作画は今現在これを競っている。


自分がどの程度の細部への書き込み量まで対応出来るのか、つまり作業量の可能な上限を早目に把握する事。これは上達の半ば頃にははっきり「自分の限界」として表れてくるもので、脳機能の個人的な上限、知能指数と同じものであるからどうやっても増やせない。ツールに頼るなり対応の仕方を工夫するか、画風をその範囲内のものにする。


角の鋭角さは「未来感」「鮮烈さ」を演出するが、針のような部分ばかりのメカというのも何十年か前には山のように溢れてしまっているので未来感をどう持ってくるのかは造形的に手詰まりに見える。


あと二三世代でコエテクの造形の美女でないと受けなく成りだす。溢れ返るデジタル作画の「南米の美女」みたいな肉体美と顔の均整の悪さがそうさせる。


キャラの造形はもう著作権を言い出すと何もできなく成るくらいまで飽和した、ナルトの柱間そのもののキャラがスクエニのリメイク新作に居るが何も言われてない様子。


薄っすらと灰白色の乗ったような色使い、空気感、暗い茶色で影の部分、これが今どうも好まれる。


水彩画風の水色と蛍光の暖色系、または全体に茶系で濃淡を付けて描く。印象の中心にノスタルジーがあり、やはり反対側に不安感がある。先行きへの不安感。



〇今の時代、不安感にどう応えるかは今後のシーンを決めると思うが、中高年世代は若年というものをそう捉えていない。


心理の深層部分での相違が表現に対する違和感を生むことが次世代による製作の無意識的な動機を植え付ける。



●幼児や児童は人間では性的欲求が完全に抑圧され表出しない、原始時代の男性の死因の多くが性競争によるものであると見られているようだから、そう進化した理由が読み取れる。


また、幼児や児童はごく不安に満ち従順で、大人が怒ると戦わないために自分を責める思考をする傾向も生得的に持つ、人間の子供にとって大人の不機嫌はこの世で最も恐るべき災害である(大抵が祟りをなす人格神の起源が窺い知れる)。


思春期に立場の変換が起こる…「大人側の存在」へと。人間の子供が持つ大人への生得的なルサンチマンが解ける。


この時期に「卑劣なやり口を通して優位なものになること」を覚え込まさせると性的な刷り込み同様どうやっても治療出来ない病変に至る。


SNSの「賢い」利用やプログラミング技術を持って掲示板で叩き合いをする事は容易に卑劣な勝ち方を学習させる。


この方面での格差や不安は上の世代からは全く共感も理解もされずに放置されている。

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