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3/8

社会科だけなら、充分に戦える!

 私は何故、オリジナル世界を作りたくなったのだろうか。


 前回、すべての原点は、ファイ〇ルファンタジー5であると、打ち明けました。それは間違いありません。しかし、オリジナル世界を作りたいと思うようになったのは、もう一つの要素が絡んできます。


 それは、私が歴史好きだったという事実です。

 成績も、他の科目が散々たる底辺の中、社会科だけは常に上位で、燦然さんぜんと輝いていました。社会科だけなら、充分に戦える男だったのです。


 そんな得意科目である社会の中でも、特に日本史が得意でした。さらに言えば、戦国時代が最も得意とする時代で、戦国武将をはじめとした、いわゆる『サムライ』が大好きでした。




 では、話を少し戻します。


 原点である、ファイ〇ルファンタジー5には、その『サムライ』がこれまでのシリーズ上、初めて登場するのです。


 その『サムライ』は、ジョブチェンジというゲーム上のシステムで選択可能な、職業の一つでした。決して、『サムライ』のキャラクターが登場した訳ではありません。それでも当時の私は、主人公の名前を『たけみつ』にし、この『サムライ』ジョブを常に選択して、最終ボスを撃破しました。


 そして、思ってしまったのです。


 もっと本格的な日本のサムライが活躍するRPGが欲しい……、と。




 やがて時は流れ。


 次回作であるファイ〇ルファンタジー6にも『サムライ』がキャラクターとして登場、サムライの国まで存在するという前情報があり、ものすごく期待しておりました。


 だがしかし、その期待は粉々に打ち砕かれてしまったのです。


 ファイナルファン〇ジー6は、これまでのシリーズのようなファンタジー世界ではなく、蒸気と機械が主流の近代的な世界観。『サムライ国』と『サムライ』は、日本的な要素が皆無で、ただただ日本刀をもっただけの、西洋の冒険者的なファイター。さらに彼が話すセリフの語尾には、常に「ござる」が付いている仕様。


 もう、何というか、むしろ、これがあったからこそ、ますますRPGゲームを作りたくなったというべき、でしょうか。




 そんな訳で私は、独自の世界を妄想するようになります。


 ただ、このような流れが原点だったので、一番の主人公は西洋の聖騎士、サムライは二番目のポジションという固定観念が、しばらくの間、続いてしまいます。






 では、今回はこれぐらいにて。

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