RPGゲームを作りたい、そもそもの原点は?
私は何故、RPGを作りたくて、ゲームデザイナーを志すようになったのか。
そのきっかけだけは、今でもはっきりと覚えています。
時間は、世紀末の前までさかのぼって、199X年。
私は、まだ〇学生で、あの当時、ゲームと言えば、スーパーファ〇コンが主流でした。
そんな時、とあるデパートの玩具コーナーのテレビ画面で見た、ファイ〇ルファンタジー5のプロモーション映像。
それこそが、すべての原点でありました。
ファイナルファ〇タジーシリーズとは、おそらく知らない人はあまり居ないとは思いますが、現在も続いている大作RPGシリーズです。
RPGとは何かと申しますと、ロールプレイングゲームの略でして……、これも知らない人はそんなに居ないとは思いますが……、本気で知らない人はググって下さい。
さて、当時〇学生だった私……、これまでも、ドラゴンクエ〇トなどの有名RPGは、一通りクリアしていました。しかし、今思い返しても、『自分で世界を作りたい』との思考は、まったく無かったと断言できます。
何となくプレイしてて、レベルをひたすら上げて強くして、レベルが上がり切って大魔王を倒した後は、次は賢者を量産しました。
そうして、ある日突然、「お気の毒ですが、冒険の書が消えてしまいました」とのメッセージが無情にも三度、テレビの黒い画面上で流され、あまりのショックと絶望に打ちひしがれて放心していた、あの時。
そんな記憶なら、鮮烈に残っておりますが……。
ファイ〇ルファンタジー5は、その名が示す通り、シリーズの第五作目となります。
私が衝撃を受けた、今でも思い起こせるプロモーション映像。
それは、プレイヤーによって召喚された黒いドラゴンの王が吐く火炎。
周りの景色が白くなって敵が黒い影のようになり、青い炎の玉が前から後ろへ流れてゆくエフェクト。そう、召喚魔法バ〇ムートのメ〇フレアです。
しかし、きっかけは間違いなく、この時ではありましたが、オリジナル世界を作りたいと思うようになったのは、まだまだ先の話となります。
では、今回はこれぐらいにて。