表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/16

樹海

月の姫を連れてこい

そんな指令を受けたのはもう一週間は前のことだった。

俺はもらった地図を便りに森を歩いていた。


チィチィチィ・・・

カカカカカ・・・


余り聞かないような鳴き声の鳥たちがさえずり合っている

山奥も奥なのだから知らない生物がいても不思議ではない。

もはや秘境と言えるほどの樹海。

こんなところに本当に人が居るのかと疑いたくなる。

高くそびえる木々は入るものを拒む檻のようにも思える。


進んでも進んでも同じ景色で代わり映えすることがないようになったのは確か3日前だった気がする。

つらつらとそんなことを考えながら俺はひたすらに、惰性のように足を動かし続けた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ