表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トリックスター(プロメテウスの火)  作者: ランプライト
第八章「アバドーン・フロム・ザ・シテ」
60/135

060 葛葉毅「聖霊 vs 人類 その4」

大佐:「何が、起こってるんだ? 誰か、報告しろ!」

アンブロッシ:「ピーターが口から、飛蝗を吐き出している!」


更に、ピーターの火炎放射は、リチャードのD-Bodyをも強襲する!


リチャード:「ちっ! 全く、何だってんだ!」


リチャードのD-Bodyはもう片方のマニピュレータでERYXミサイルを装備!


リチャード:「大佐、発砲許可願います!」

大佐:「車体を狙え、ひっくり返すんだ!」


リチャード:「了解!」


っと、間髪置かず、超至近距離からのミサイル発射!


ミサイル:「「「……!! 爆発 !!……」」」







葛葉:「なんだ? 何が起きてる?」


少し離れた橋の上から様子を伺っている毅とイボンヌには、現場の詳細なやり取り迄は伝わらない。


突然の爆発に、想定外の事態が起きている事を知る。


ミリアム:「見て来ようか?」

イボンヌ:「駄目よ、指示在る迄は、此処で待機して。」


処が無線機から伝わってくるのは、現場の混乱した状況ばかり、…


葛葉:「情報が必要だ、俺が行く、二人はココで待機していてくれ。」

イボンヌ:「毅! 一寸待ちなさい!」



ノートルダム寺院裏の公園には、黒焦げに焼け落ちた大量の飛蝗の屍骸が積り、その真ん中にAMX-10P歩兵装甲車がひっくり返っている。


AMX-10Pは、漏れでた自らのナパーム液で炎に包まれた侭、その周囲を2台のD-Body戦車とVAB装甲車が重火器を向けて取り巻いている。


葛葉:「一体何が遭ったんだ?」

大佐:「警戒しろ、想定外の事態が起きている。」


大佐:「リチャード、装甲車内の乗員の安否と状況の確認急げ、」

リチャード:「了解、プラズマ・ジェット・カッターを使います。」


リチャードの操るD-Body戦車が、マニピュレータにプラズマ・カッターを換装、未だ燃え続けるAMX-10Pの分厚い装甲を、切断し始める。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ