表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
竜の軌跡  作者: 糸田シエン
都市防衛イベント編
80/81

首都防衛イベント─託す思い─

いつも待たせて申し訳ない。

てなわけで今回はフウコの視点でお送りします。

 異界の者達、神殺し、ウルカヌ。戦闘中だというのに急に与えられた情報に混乱する。それに、あの圧倒的な存在感は原始的な恐怖を覚えた。


 奴らは北側に現れた。そこにはアサヒとキノがいる。キノがあれだけの魔法を使う相手が奴らなのだろうか。それとも、他にいたとしたら。

 それはあっちに強敵が現れたとしか考えられない。出来れば様子を見に行きたいが。


「おおぉぉぉぉぉぉおおおおおっ!」

 戦斧で逆袈裟にオーガを切り捨てる。

「フウコ、後ろだ!」

「言われなくても、分かっている!」

 背後から迫っていたウルフ種を戦斧の勢いそのままに蹴り飛ばす。

 もう少しなんだ。魔物の群れのボスらしき、オーガキングまで。それを操る魔族らしき男もいるが、ともかくオーガキングからだ。


「邪魔だ! 旋風破刃衝!」

 斧スキルを使ってオーガキングの周りでバリケードになっていたオーガたちを吹き飛ばす。ノックバック効果のある牽制技なのだが、古代武芸スキルが働いているのかその飛距離は十メートルを越す。


「アサヒもそうだが、あんたも大概人間離れしてるよなぁ!」

「心外だ!」

 アラヒトとそう言い合いながら、バリケードを喰い破る。

 ソーンが一歩飛び出し、スキルを発動させる。

「うぉぉぉぉおおおおう! マッスルインパクトォ!」

 全身の筋肉が膨張し、周囲に衝撃波が撒き散らされる。

「貫け、穿波嵐征!」

 おでんの槍があたし達への衝撃波を散らす。それだけでは止まらず、オーガキングにつっ先が沈む。

「星屑になれぇ!」

 ダストの拳がオーガキングの腹に突き刺さり、二メートルを優に越える巨体が浮き上がる。

 そのままダストとソーン(でかくなってる)が連打を浴びせてオーガキングを地面に下ろさせない。

「行くぞ! これが我らの即興奥義!」

「いいねぇ! ほな行くでぇ!」

 同時にアッパーカットを叩き込まれたオーガキングは高く打ち上がる。そして落下してきたオーガキングの顔面を、二人の全力の拳が挟み込むように捉えた。

筋肉革命(マッスルレボリューション)!」

「流星拳!」


 轟音と共にオーガキングが地に落ちる。ダメージも相当入ったのか、緩やかに起き上がろうとするが。

「残念だが、お前の動きは封印させてもらう」

 アラヒトが特徴的な剣で斬ると、その動きが止まった。

「この一撃で決める」

 あたしはそう宣言して、技の始動に入る。


 それは戦斧スキルの中で最も威力のあるもの。一度跳躍して降り下ろすという隙の多い技ではあるが、その分威力には期待できる。そこからさらに気を戦斧に纏わせる。

「衝破砕降牙!」

 降り下ろした戦斧は大した抵抗もなくオーガキングを粉砕して地面まで叩き、五メートルほどのクレーターを作った。


 周りを見ると、ふもっふのテイムモンスターがオーガを全滅させていた。

「なんで技名合わせなかったんだ?」

「何言っとるんや。そっちが合わせたらよかったねん」

「口喧嘩は後にしてくれませんかねぇ?」

 ソーンとダストが口喧嘩を始めようとするのをロリスキーが嗜める。


「ふふふ、なかなかやるな貴様ら」

 魔物を操っているらしき魔族の男が滞空しながら接近してきていた。

「待っていろ、その道化師面したふざけた服装ごと葬ってやる」

「おお、怖い怖い」

 あたしの言葉にやや大袈裟なリアクションをとる姿が、どうも苛立ちを募らせる。


「では、わたしの名をその矮小な頭脳に刻むのです。邪神軍第二師団八番隊副隊長マリーネンの名を!」

 そう名乗ったマリーネンの周囲にいくつかの魔方陣が展開される。

召喚(サモン)! ワイバーン!」

 魔方陣から大量に現れたワイバーンによってマリーネンの姿が見えなくなる。


「こちとら、もう余力ねぇんだけどなぁ」

「ポーション尽きたわ······」

「同じく。プロテインならあるのだが······」

「私のココンのもふもふの心なしか萎びてるしね」

「幼女がいれば元気百倍に······」

「数の暴力でやられそうだ」

 アラヒト、ダスト、ソーン、ふもっふ、ロリスキー、おでんがそれぞれ呟く。

 確かに、第二ラウンドと言うにはいささかハードだが、まだ希望はある。


「アサヒ、早く来い」

 アサヒがこちらに向かってきているのは気を感じるので分かる。だからあたしがするのは露払い、いや、道を拓くだけでいい。

 武器を戦斧から楯と片手剣のセットに変更する。


「うぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおっ!」

 ワイバーンへに向かって疾走する。跳躍し、限界まで体を捻って剣を引き絞る。

 剣に気を限界まで纏わせる。ビリビリと剣が震える。

 一匹のワイバーンがその鋭い牙で噛みついて来ようとするのを楯で押し退け、渾身の突きを放つ。

「瞬牙閃光剣!」

 ワイバーンの体を貫いた剣の延長上に気の刃が発生し、ワイバーンの壁ごと貫く。

 その時、ピキリという嫌な音が耳に入る。

炸裂(バースト)!!」

 気の刃が炸裂し、ワイバーンの壁に穴が開く。反動で地面に落ちていくあたしは、愛剣の砕けた刀身がキラキラと光を反射するのを眺めていた。


「あとは任せたぞ、アサヒ」

「うん、任された」

 あたしが開けたワイバーンのトンネルを一直線に突き進んでいくアサヒの背中は、あたし以上にボロボロなのに何故か頼もしく見えた。

乳上狙いで福袋回すも、出たのはカルナさんとアルテラ(宝具Lv.2)。そして何気なく回したダヴィンチちゃん+5章ピックで現れるナイチンゲール。お前じゃねぇ! って何回言いたくなったか。

そして何故かガチャ運のいいグラブル。毎日一回無料ガチャの期間だけでSSRキャラ四人も来たんじゃが······。他の人はどうなんだろうか?


みんな、オラのカルデアにガチャ運を分けてくれぇ!


てなわけで次は早めに投稿出来るよう善処します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ