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竜の軌跡  作者: 糸田シエン
都市防衛イベント編
79/81

首都防衛イベント─次への意思─

アリアンロッドとかFGOしてました。

本当に申し訳ないと思っている(ブレイク博士)



ではどうぞ!

 デインイルが消滅した。奴がここにいた名残は、地面に僅かに残る灰のみだ。

 剣を血振りしてから鞘に納める。気が抜けると同時に竜化が解けていく。そのまま私は、尻餅を突くように座り込んだ。


「あー、疲れたぁ······」

 本当に強かった。もしかすると、負けていたのは私かもしれないと思うくらいには。私が勝てたのは運が良かったから。けどまぁ、運も実力のうちって言うし、ね?


「見事だ、竜種の端くれとしては妥協点だがな」

「へぇ、よほどの強者か純種の竜以外は認めないクロードがここまで言うなんてね。······まさか、欲しくなった?」

「馬鹿言うな。殺される」

 そんな軽口を叩きながら、一人と一頭が近づいてくる。

 改めて見ると、黒竜も女性も、とんでもない実力者であることは嫌でも分かる。デインイルですら歯牙にもかけない圧倒的な差がある。絶望的とも言っていい。

「あなた達は一体······?」

 私にこの人達みたいな知り合いはいない。そして渡されたリアちゃんの鱗。なら、導き出される答えは必然に。


「我が名はクロード。アルヴレイムの御旗の下に集いし黒き竜だ」

「私はレイ。戦乙女(ヴァルキリー)の名を冠する光の特殊精霊」

 そう宣言する二人は、どこか神々しくも見えた。

「「力を示せ異界の者たちよ! 神殺しの力を望むなら、我らはウルカヌの頂きにて待っている!」」

 重なったら声が響き渡る。頭に染み込んでくるような声を不思議に思っていると、魔力が流れている感じがする。魔力に声を乗せているのか。


 戦場の音が消えた。声の主を探してか、誰もが辺りを見渡している。

 黒竜が咆哮する。あまりの衝撃に私は一歩後ずさった。


「じゃ、今度は霊峰で」

 そう言うとレイさんはクロードさんに飛び乗った。

 飛び上がる黒い巨体が、高度を上げていく。そしてそのまま大陸中央に聳え立つ、ウルカヌ霊峰へと消えていった。


「っく、ははっ」

 私はその場に倒れるように仰向けに寝転んだ。


 種族転生が出来なければデインイルには勝てなかった。そのデインイルでさえ、大隊長クラスだった。つまりまだ、師団長や幹部クラスには確実に勝てない。相性が悪ければ、大隊長にも負けるだろう。

 そして底知れない強さを感じたレイさんとクロードさん。その二人を配下に置くリアちゃん。上には上がいる。探せばどこかにリアちゃんよりも強い者もいるかもしれない。


「世界って、広いなぁ」

 だが。いつか必ず、リアちゃんに認めてもらいたい。


 ······あれ、どうして私はここでリアちゃんに認めてもらいたいと思ったのだろうか。隣に立ちたいのもある。大切な人だとも思う。なら、私が抱くこの気持ちは、なんだ。一番近いのは、執着なのかもしれない。

 何に執着しているのか分からない。理解できない自分の気持ちが恐ろしくも感じる。


「お姉ちゃん!」

 そんなキノの声に、思考の渦から引き戻される。

「お姉ちゃん、大丈夫?」

「うん、大丈夫だよ?」

 疑問系になってしまった。

「······、」

「どうしたの?」

 キノの表情が沈んでいる。どこか思い詰めているような、そんな顔だ。


「わたし、弱いね」

 唐突にそんな言葉をこぼす。

「そんなことないよ。キノは強い」

「ウソ。わたし、何も出来てない」

 役に立てなかったと悔いているのだろうか。デインイル相手ではそれも仕方がないようにも思う。

 だが、キノが抱いているのが私に対する劣等感だとすれば。それは自ら克服する以外払拭する術はない。

「なら、これから頑張ればいいんだよ。それにキノは私と違って特化型なんだから、伸び代は私よりもあるんだから」

 近接万能型の私と雷属性魔法特化のキノ。戦闘スタイルも違えば行き着く先もまた違う。


「······うん」

 頷いたキノの頭を優しく撫でてやる。

「よし、それじゃ西の救援に行こっか」

 再び戦闘が始まった方向を見つめる。

「うん!」


 私達の次の行動は決まった。

「イザヤナギとシャドウはどうする?」

 二人に問い掛ける。

「拙者は引き続きここに残る。得物も使い物にならん以上、足手まといになる」

「同じく」

 二人の武器はデインイルの熱で溶けてほぼ原形を留めていない。ならこちらに流れてくるかもしれないモンスターを狩るために残るのだろう。


「分かった。二人とも気をつけて」

「うむ、そちらこそ健闘を祈る」

「ファイト」

 二人とそんな挨拶を交わして、キノと私は未だ戦いが行われている西側へと急ぐのだった。



「にしてもクロード、格好付けすぎじゃなかった? 後輩にいいところ見せたかったの?」

「やかましい。脳筋精霊に言われたくない」

「誰が脳筋だって······!? 光差す妖精郷フォトンロード・アルフヘイムぶちこんであげようか?」

「ならば終焉の災厄(エンドオブカラミティ)と呼ばれた俺の実力を骨の髄まで叩き込んでやる」

 その日、霊峰で雪崩が発生した。

FGOに初課金······

☆5バーサーカーほしい!

諭吉を二人生け贄に捧げ······!

爆死寸前で茨木ちゃん召喚!


頼光なんていなかったんや

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