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竜の軌跡  作者: 糸田シエン
都市防衛イベント編
75/81

首都防衛イベント─北の戦線─

いや、お久しぶりです。

書いてなかったわけじゃないんです。

短編とか、絵とか書いたり描いたりはしてたんです。あと二次創作の妄想とか。

あとしばらく二次創作読んだり読もうで読んだりに徹していた感じです。


てなわけで続きをどうぞ!

 西側の戦火による黒煙や獣達の咆哮などが北側にも確認出来た。

 北側にも散発的にゴブリンなどのモンスターが現れているが、森からやって来るそれらは、気の抜けた冒険者や騎士達が目視してから準備を始め、迎撃しても間に合うくらいには弱かったし、気を抜いた程度でゴブリンのような雑魚にやられるような人間はここにはいなかった。


「私たちが動くまでもないよね」

「ん」

「しかし皆、気を抜きすぎであろうに」

 イザヤナギには全面的に同意する。

 私達は四人で交代で休憩しながら警戒を続けている。今のところ異常は感じられないが、何が起きるかは分からない。それに、相手の方が実力が高ければ間に合わない可能性もある。そうなれば、待っているのは最悪の事態だ。北の守りは無くなり、散発的に現れるモンスターへの対抗手段すら無くなりかねない。


「お姉ちゃん、西は数で押されてるみたいだよ」

「そうなの? てかキノ、こっちに来たの後でフウコに愚痴られるかもよ?」

「うへぇ、ありそう。でも流石にここからじゃ魔法でも届かないしね。どうしようもないよ?」

 お手上げです、と言わんばかりに肩をすくめてみせるキノ。

 私もここから全力で向かっても5分はかかるし、AGIの高いシャドウでも3分はかかるだろう。


 森から出てきたゴブリンが、新人プレイヤーらしき集団にボコボコにされていく。冒険者や騎士はほとんど動くことはなくなった。中には武器を置いてくつろいでいる輩もいるほどだ。

 時おり新人プレイヤーでは手に負えないモンスターも現れるが、それは他の中堅プレイヤーなどに駆逐されていく。


「どうする? わたし達も今から西行く?」

「私はやっぱりここにいるよ。何か出たら危ないし」

「アサヒと、一緒」

「拙者は道場を守らねばならんので」

 キノの言葉に反対する私達三人。

「えぇー······でも暇だよ。しかもポイントと全然貯められてないしさぁ、これじゃなんのためにイベントに参加したのか分からないよぅ」


 なんとなく思ってたけど、キノはリアちゃんと会ってからも、この世界をゲームとして楽しんでいる。それが悪いとは言わない。真実を知っているのは私とキノ、フウコの三人だけだから。でも。


 人の命が掛かってるのに、遊び気分でいるキノが気に入らないのもまた事実。


 相手は妹だ。

 知ってはいるつもりだったが、苛立ってしまう。

「······あ」

 雪が何かを察してか、頭を擦り寄せてくる。心配するな、ごめんね。そう気持ちを込めて撫でやる。


 心の乱れは剣の乱れ。どんな時でさえ平静を保ち、最高のパフォーマンスをし続けなければ、戦場では真っ先に死んでいく。そうして死んでいったプレイヤーは嫌と言うほど見てきたつもりだ。慢心、傲り、油断。それらは人である限り必ず付き纏う。だからこそ、それらを可能な限り排除することが大切なのだ。

 だからこそ、心を落ち着ける。


「皆刃滅殺、遮るものは全て断てばいい──師匠の言葉である」

「えっと、つまりどういうこと?」

 イザヤナギの呟きに、キノが訊ねる。

「ようするに、邪魔するものは全て斬ればいい、ということだな」

「······脳筋思考」

 シャドウに同意する。もっとも、魔法が使えない者は大抵がそするだろう。いや、打撃武器を用いる可能性もあるが。


「拙者は剣客。斬る以外に能はない。もっとも、IT企業勤務であるが」

「インテリ系だったのね、イザヤナギ」

「何、学生時代の剣術部の名残を捨てきれなかった男なだけよ」

 フフフ、とどこか懐かしげに笑うイザヤナギ。社会人らしいし、年上なんだよね。

 私はリアルでは高校受験生だし、帰宅部だからイザヤナギの気持ちは分からない。あ、受験生って言っても推薦で合格貰ってるから中学内容の復習程度の勉強はしているよ?


「ん······?」

 不意に視線を感じて森を見つめる。

「どうかしたのか?」

「いや、なんだか見られてるような気がして」

 一瞬のことだったが、確実に。気配は感じなかった。

 だとしたら厄介なことだ。気配のない視線の主。確実に私よりも格上だ。だとしたら······非常にマズイ。


「皆、警戒して──ッ!」

 言葉の途中で気付く。森の向こう。莫大な魔力の波動に。

 背中の二本の剣を抜き、可能な限りの気を注ぎ込む。

 火属性の広域殲滅魔法が森の向こうから放たれる。キノも対抗しようとはしているが、魔法の発動が間に合わないのは確実だ。

「古代武芸二刀流奥義──」

 木々を蒸発させながら迫る灼熱の壁に、愛剣の魔法切断能力を発動させながら、振るう······!


「──“風迅雷火・無影刃”!」

投稿していなかった間、FGOとかしてました。

なんかブリュンヒルデが出たり、剣式が出たり、アン&メアリーが出たり、アヴェンジャーが出たり、アルトリアの宝具レベルが2になったり。


アヴェンジャー「俺を呼んだな!」

作者「呼んでません」

割とガチで。

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