精霊王っぽくないような?
タイトルが······思い浮かばないのだよ
最近、評価やブクマが徐々に増えてきて嬉しいれす。
「んんっ······ふぁあ······んむぅ」
眼が覚めた。日の傾き具合から見て、過ぎた時間は二時間と少しといったところか。
ユーとスニィは起きてる。二人とも、私の寝顔を眺めてたか。
さて、セナは。
「すぅ······すぅ······」
まだ気持ちよさそうに眠っていた。
「おーい、起きろー」
揺すってみても、全く起きる気配はない。
「お姉さま、誰なんだこの人は?」
「精霊王だよ」
「精霊王ですかー。······なんだか驚けない自分に驚きです」
そりゃまぁ、中々濃い日々を過ごしてきたしね。
「どうやって起こそうか。とりあえず鼻でも摘まんでみよう」
鼻を摘まんで呼吸を妨げる。しばらくすると、セナが飛び起きた。
「ぷはっ!? あ、あれ!?」
「おはよう。どうかしたの?」
「空を飛んでたらいきなり溺れて······」
あぁ、そんな夢見てたのね。
「って、リアが何かしたの?」
「うん。ちょっと鼻を摘まんで」
「もうちょっと優しい起こし方がよかったです······」
「揺すっても起きなかったし」
でも、うぅー。と唸るセナ。仕方ないじゃん、起きなかったんだし。
本人は納得していない風だが、私は謝らないし、気にしない。
「それで、精霊王は何をしに来たのだ?」
「うぅー······、この国に起きてる精霊達の異変の原因の解明、可能であればそれの排除、ってところですかね」
「原因は分からないのー?」
「はい······理由を知っている下級精霊じゃ、知性が低くて言ってることが擬音だらけでよくわからなくて······」
あー······確かに、幼稚園児みたいな感じだからね。細かい説明は無理だろう。
「まぁ、私達はまだしばらくこの街にいるつもりだし、気長に探ろっか」
「私もしばらく留まろうと思います。渡界人にも協力を呼び掛けようかとも思ってます」
「でも、精霊魔法が扱える人にした方がいいと思うよ? でないと精霊そのものを認識すら出来ないからね」
「そうですね。言葉すら聞こえませんから」
そう、精霊言語は精霊魔法を扱うためには必須なわけだが、それを話せなければ聞くことすら出来ないのだ。いや、プレイヤーならもしかするとあらゆる言語を理解出来る能力を持っている可能性もゼロではない。
まぁ、恐らくこの街にも一人ぐらいは精霊魔法を扱えるプレイヤーがいるだろう。もう少し多いかもしれないが、私もそこまで分からない。そこは精霊王であるセナの方が詳しく分かるだろう。
私はあくまで神竜。精霊魔法のプロフェッショナルではあるけども、精霊自体にそこまで詳しくない。
「お姉さま、そろそろ夕食にしないか?」
「そうだね。ついでだしセナも食べていきなよ」
「じゃあ、お言葉に甘えてお邪魔します」
私は調理道具と食材をアイテムボックスから取り出し、夕食を作り始めた。
やべぇ、次話のネタがない




