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竜の軌跡  作者: 糸田シエン
アサヒ達の攻略編①
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アサヒvsふもっふ

短いインターバルでの二つ目。

短けぇ。

 雪を伴って対峙する。ふもっふの手には短剣。それも扱いやすさを重視しているかのような形状だ。

 対する私は二刀流。リアちゃんから買った二本の片手直剣。あれからかなり進化して、魔法切断やアンデッド特攻、HP吸収などの効果が追加されている。


 雪にはあらかじめ一つ命令をしてある。それは相手のテイムモンスターであるココンの足止めだ。


 開始と同時に雪が飛び出す。ココンは陽炎のように揺らめくと、そのまま姿が消えた。

 なるほど、幻術系か。だが雪は狼、視覚以外でも追跡できる。


「集え光明! 槍となりて射ち貫け! ホーリーランス!」

 ふもっふの聖属性の中級魔法が私に向かってくる。すぐに気で身体強化する。

「抜剣『海割り』!」

 勢いよく降り下ろした剣は斬撃を飛ばし、ホーリーランスを縦に両断してもなお勢い弱まらず、ふもっふへと迫る。避けきれなかったふもっふは片腕が斬り落とされていた。

 二本目を抜いて縮地を用いて一気に肉薄する。

「剣舞『七天』!」

 一瞬の交錯の間に七度斬撃を繰り出す。恐らく速すぎて知覚すら出来ないまま、ふもっふのHPはゼロになった。



 やぁ、フウコだ。

 今のアサヒの剣技は私にすら見切れなかったぞ。一体どれだけ強くなったのやら。あたしでも勝てそうにないぞ。あれはまさしく、現在全プレイヤー最強を名乗れる程だ。廃人達のような高レベルプレイヤーでさえ、赤子のように捻られる。

 ステータスの差を完全に技術とスキルで覆しやがった。

 それにあの太刀筋、私ですら剣閃が辛うじて見えたレベルだったぞ。


「くくっ、これはまた、掲示板が荒れるな」


 ニヤニヤしながら、鞘に剣を納めたアサヒを見ていた。



 やっほ。キノだよ。

 お姉ちゃんが強くなりすぎだと思う。仮にもトッププレイヤーを一瞬で削りきるって、わたしには……出来なくはないけど、魔法だし。一対一なら確実に負ける。魔法を斬るってさ、よく出来るよね。(かべ)の後ろから魔法撃とうにも、その内虚空瞬○とかで無視してきそうだし。


 段々とチート、もしくはバグキャラになっていきそうなお姉ちゃんの姿を、半ば現実逃避するように眺めていた。

もう、バトル書かなくてもいいかな?

めんどくさくなってきた。

でもボス戦もあるんだよなぁ……。


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