攻略のための会議
今回からしばらくリア達の出番はありません。
「お姉ちゃん、今日の午後三時に公都の東野外ステージだからね! 絶対来てよね!」
「分かったってば。ちゃんと行けばいいんでしょ?」
妹に何度も繰り返され、こちらは少々うんざりしていた。さすがに昨日から言われ続ければ馬鹿でも覚えるわ。
なんでも、大型のレイドボスが見つかったから、皆で攻略しようZE☆的な集まりをするらしい。
でもさ、私ってパーティ組んだの初日のキノとフウコ以外と組んだことないんだよね。それに雪もいたし、パーティに誰かいなくても困ることなんてなかったしね。
なんだかんだでずっとソロでレベル上げしてきたんだけどさ、気付いたらレベルが52になってたんだよね。DFOを始めてから二週間ほどなんだけど、風子と綾乃に驚かれた。やはりソロだと効率が高いらしい。
今の時間が二時半。もうインしておいた方がいいかもね。
自分の部屋でVR機を装着し、ベッドに横になる。
「ダイブ・スタート!」
*
「それでは、これから攻略会議を始める」
フウコのそんな言葉から始まった。
「今回は我々、『戦女神の白楯』が執り行うことになった。私はギルドマスターのフウコだ」
「サブマスターのキノだよ。今回のターゲットは亜人系のトロール。全長約10m、武器は3m程度の棍棒。レベルは80。冒険者ならAランク相当の敵だね」
「今日いるメンバーで攻略に望もうと思っている。参加者は『星屑☆ストームブリンガー』から6人、『もふもふ王国』から3人プラス3匹、『紳士の集い』から6人、『筋肉大陸』から6人、『開け虚空の扉』から4人、
『主神の槍』から2人、『戦女神の白楯』から6人、ソロプレイヤーから3人と1匹の計40名だ」
私の足元にいる雪が他のテイムモンスターを興味深そうに見ている。
「質問いいか?」
「あぁ」
「俺は開け虚空の扉のギルマスをしているアラヒトだ。公国三大ギルドの1つ、白楯の集めたメンバーに異論はない。それに知っているギルドもいくつかあるからな。だがソロの実力が知りたい」
「ならば剣を交えればよかろう」
侍のような見た目の人が言った。
「拙者は刺尖疾咬流、イザヤナギ。実力なら、剣を交えることでしか測れなかろうと思うが?」
「そうだな。なら、立候補者を募ろうか。誰かソロプレイヤーと戦いたい者はいるか?」
フウコが言う。
さて、私の相手は誰だろうか。
知ってる人もいるかもしれませんが『流天せよ永光』という小説をノリと勢いで妄想全開、というより現段階ではほぼ妄想ですが、投稿しました。もしよろしければどうぞ。
次は四連戦になりそうですね。どうしてこうなった。
戦闘シーン書くのか……ネタが思い付くかな?




