次の国へ
久々に更新しまーっす。
二次創作読み倒してただけだZE☆
私、リアーシュ・アルヴレイムは現在馬車の改造中である。といってもそこまで難しい作業ではないのでもうすぐ終わる。
「リアちゃんすごいね。さっきなんて鉄がぐにーんって変形したし」
見学をしていたアミリーが言った。
「錬金術だよ。色々便利だから重宝してる」
と言っても、普通ならそう簡単に出来ることではない。
「よし、最後に空間を繋げてっと。完成」
「見た目はあんまり変わらないね」
「わざとだよ。その分外から見えない所に拘ったんだから」
「へぇ。中はどうなってるの?」
「見た方が分かりやすいと思うな」
アミリーと馬車の中に入る。空間を拡張してあるので見た目より五倍は広い。
初めの部屋はリビングで、キッチンが併設されている。右の部屋は三人でも広々と入れるお風呂。左の部屋はベッドルームだ。
アミリーからしたらあまりにも常識外な光景だったのか、固まったまま動かない。私はもう、物作りにおいて自重しないと決めたのだよ。
「どう? アミリー」
「……、」
返事がない。ただの(ry
「い、色々おかしいよっ!」
再起動したアミリーが叫んだ。
「うん、そうだね。でも私は常識に囚われないから」
「ちょっとは囚われようよ!?」
「大丈夫、問題ない」
「どこが!?」
うむ、アミリーが壊れたか……。まぁいいや。
「まぁ、こんな感じかな」
「はぁ……なんだかリアちゃんといると疲れるよ……」
「回復魔法かけようか?」
「そういう問題じゃなくてね……」
アミリーと外に出る。
「さて、問題は何に馬車を引かせるかなんだよね」
「馬じゃダメなの?」
「他にも候補はあるんだよね」
スレイプニルかフェンリルかユニコーンか……。あれ、幻獣ばっか?
「お姉さま、食料を買ってきたぞ」
「あ、ユー。ありがとう。空間を開くからそっちに入れといて」
「分かった」
「……リアちゃん、明日出るんだよね?」
「うん。また会いに来るから。……そうだ、これ」
「……これって?」
「お守りだよ。何かあった時にアミリーを守ってくれるから」
そう言ってアミリーにペンダントを渡す。填められた宝石には回復魔法と転移の術式が刻んである。一度きりだが、瀕死から全回復し、かつアーガメントの屋敷に転移するように設定してある。
これを身に付けている限り、アミリーは即死でなければ確実に助かる。出来れば、そんなことは起きてほしくないが、念のためだ。初めて会った時も誘拐されていたわけだし。
「綺麗……ありがとう、大切にする」
「うん。出掛ける時は肌身離さず着けててね?」
もう一度念を押しておく。
「うん、分かった」
アミリーがペンダントを着けた。
「お姉さま、ワタシも構ってくれ」
「はいはい、いい子いい子」
「えへへ……」
ユーがちょろい。
「みんな、パーティ準備終わりましたよー」
スニィが呼んでいる。
「それじゃ、行こっか」
三人で広間に向かった。
翌日、私達は公都を出発した。
次回から、王国・道中編(予定)




