表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
竜の軌跡  作者: 糸田シエン
ウイマール公国・旅路編
22/81

襲来

UAが、20000を、越えたー

 ユーが可愛くて辛い。ナニがあったら絶対ナニするのに……と、下ネタはここまでにしておこう。


 今日はアーガメント家の皆さんと首都に向けて出発する日だ。今が朝七時。出発は九時頃だろう。

 朝食を食べて優雅にティータイム。もといのんびりしていると、拡声の魔法が街に響き渡った。


『南の方角から巨大ゴーレムが接近しています! 騎士や魔法使い、渡界人の方がいれば討伐願います! 非戦闘員は速やかに避難してください! 繰り返します!』


 うーむ、どうしようか。私なら一撃で塵も残さず消し去ることは出来るけど、この世界の人々の戦いぶりを見てみるのもいいかもしれない。


「旦那様、いかがなさいますか?」

 爺の言葉に、ウィルソンは答える。

「よし、逃げよう。馬車の用意を」

「かしこまりました」

 爺は用意のため姿を消した。


「ワタシ達はどうするのだ?」

「うーん……行きたかったら行ってもいいよ。ただし死なないように」

「分かった、行ってくる!」

 ユーは窓から飛び出して行ってしまった。

「あの子は大丈夫なのか?」

「大丈夫ですよ。アミリーを拐った盗賊を殲滅したのもユーなので。私は後方から見てようと思いますが」

「リアちゃんも一緒に逃げないの?」

「えっと、なんと言うか……どうも私が原因ぽいし……」

「どういうことだ?」

「ゴーレムから昨日の油脂と同じ魔力パターンを感じます。でも少しなので、製作者は別にいるようですが」

 感じる禍々しい魔力は、魔族のものだろう。まだ近くにいるのか……いや、あれだけのモノを動かすとなると、相応の魔力を消費するハズ。ならばかなり高位の術者が近くで魔力を補充しているだろう。……ついでだしまとめてぶっ飛ばしてやろうか。でも道もぶっ飛んで修復に時間かかるだろうからやめとこう。


「あれでも領主なんだがな……まぁ、どうせ金で買ったものだし、貴族での評判も最悪だから潰そうか。爺」

「かしこまりました」

 いつの間にか帰ってきたんだ。


 皆が馬車に移動する中、私はワガママを言って別行動にした。気配を消し、街の中央にある時計塔の頂上まで魔法で飛行する。そこは平らで、四メートル四方あるのでかなり広い。高さは30mといったところか。


「でかいなぁ、あのゴーレム」

 目測での距離1.8km。推定身長は20mだ。材質は岩。魔核は胸の中心に埋まっている。しかも厄介なことに材料さえあれば自動再生するらしい。

 迎撃側は騎士が300、冒険者が120、プレイヤーが20ぐらいだ。そしてユー。正直、ユー一人でなんとかなると思うが、ここは様子見ということで観察しよう。


私は『神銃グレイブ』をレールガンモードにして狙撃体勢になりながら、スコープ越しに戦況を眺め始めた。

次回はユー目線にしようかな、どうしようかな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ