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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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彩夏の誕生日

 今日は8月11日、彩夏の誕生日だ。

 山の日だから確実に祝日なんだよね。まあ、現在学生で夏休み中の俺達には無縁だけどさ。


 昔の時代背景が残るアニメとかだと誕生日会というのがあり、クラスメイトや他クラスの友達を自宅に呼んでパーティをするらしい。

 今は自宅に招かれるのは敬遠されているからね、彩夏だって友達の家に行くのは二人だけだ。中にはママ同士仲良くなったと勘違いして頻繁に託児したりといった非常識な言動をする人もいるらしいからね、ママ友界隈も大変だ。

 そう考えると高校生の俺が他の家にお邪魔しているのが変な光景だよな。ママ友関係無いんだからさ。


 さて、先日購入したプレゼントも到着しているし、夕方には特注のホールケーキも購入してきた。

 晩飯は、ごはん派の我が家では珍しくピザを注文、フライドチキンも購入してきたぞ。

 普段なら食後にコンビニかスーパーで購入するケーキを食べて終わりなんだけど今年は違う!


「じゃあ、食後のケーキを持ってくるぞ」

「「やったあ、ケーキ!」」

 愛美と朝輝は単純にケーキが食べられることを喜んでいる。

 普段と違い箱を持ってきた俺のことを不思議な顔で見ている彩夏に笑いそうになりつつ彩夏の前に箱を置く。母さんと父さんは撮影中だ。

「いざ、オープン!」

 箱を開けるとホールのチーズケーキ。たんじょうびおめでとうの文字とあやかの名前が書かれたチョコプレート、そして8本のローソクが立てられている。

 愛美と朝輝はもちろん、彩夏も口をあんぐりして驚いている。

「じゃあ、ローソクに火をつけるぞ」

 危ないので愛美と朝輝は雪華の腕の中、初めての光景に二人の目はキラッキラだ。8本すべてのローソクに火をつけたので部屋の明かりを薄暗くする。そしてお馴染みのバースデーソングを歌い終えたら彩夏がローソクに息を吹きかけて火を消して終了。部屋の明かりを元に戻す。

 撮影を終えた母さんが。

「あやちゃん、誕生日おめでとう」

「「「おめでとう」」」

 父さんと俺、雪華が続く。愛美と朝輝はポカンと口を開けたままだ。

「ありがとう」

 満面の笑みの彩夏。


 その後、実はケーキ部分は切り分けられていたのを分配して皆で食べることに。ただ、愛美と朝輝がローソクをフーしたいと騒いだので、本日の主役の彩夏の許可を貰い自分用のケーキでフーをさせてあげた。自分達の時にはどんなテンションになるのだろうか?少し楽しみだ。


 ケーキを食べ終えたらプレゼントタイム。

 両親からは聞いていた通り文房具。彩夏の好きな色やキャラの描かれたやつだった。

 俺からはラッコの大きなぬいぐるみ。愛美が「おねえちゃんいいなー」と言ったので、「愛美の誕生日にもぬいぐるみを買ってあげるからね」と言って頭を撫でる。朝輝も「ボクも、ボクも」と続いたので「もちろん朝輝にも買ってやるぞ」と言って頭を撫でる。

 両親は彩夏に『お姉ちゃんなんだから我慢しなさい』や『愛美に譲りなさい』は絶対言わない。だから俺も彩夏の欲しいものを買ってあげることが出来るのだ。

 実はこのラッコのぬいぐるみが彩夏にとって魔性の抱き枕へと変貌することになるのだけど、それはまだ()()先のお話。


 雪華はネコのマグカップ。「可愛いから使わない」と言って箱に仕舞っていた。気に入ってくれたみたいで、雪華も嬉しそうだ。


 父方の祖父母は昨日、母方の祖父母とは明日、彩夏の誕生日をお祝いすることになっている。

 彩夏の楽しい時間は明日まで続くのだった。

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