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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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潮干狩り

 バーべキューから数日後、ついに連休突入です。

 雪華に両親の動向がどうなったか聞くと、夫婦で温泉旅行に行くと返事があった、との事。

 雪華の両親も夫婦仲いいもんね。なら、今回会いに行くのは見送ろう。

 俺が挨拶したいと言ってると報告したら『相変わらず律儀だね〜』と笑っていたそうだ。


 今日は、雪華含めた家族総出で潮干狩りへと出かけております!

 入場料の支払い時に1Kg入る網袋を渡されるのでそれまでは入場料のみ。それ以上の重量超過は別途支払いとなる。

 ちなみに彩夏は子供料金で500gの網袋。愛美と朝輝は無料となっている。

 父さんと母さんは波打ち際で妹達三人と掘りはじめた。一応、俺が周囲に危険生物がいないか確認しているので安心して欲しい。

 俺と雪華は足首あたりまで水深のあるエリアに小さな()()()持参で来ている。

 そう!俺達が狙うのは飼育用生物だ!

 ちなみにこれは貝類では無いので料金はかかりません。


「では、雪華隊員。捕獲を開始するぞ!」

「了解であります!隊長」

 そんなやり取りをしつつ探していくと、まずは定番のヤドカリ類を発見!砂場のヤドカリ()複数の種類がいるので楽しいぞ?もちろん採集対象だ。

 次はマメコブシガニだ。カニ類はおなかの()()()()と呼ばれる部分を見ることで雌雄の判別が可能なので水槽内でペアになる事も期待して雌雄に偏りがないように採集する。

「隊長!アミメキンセイガニを発見しました!」

「でかしたぞ!雪華隊員」

 アミメキンセイガニも小型のカニでワタリガニのように泳げる足を持つカニさんだ。

 そして、水槽内の掃除屋としての能力が高いムシロガイの仲間も採集しておく。

 そろそろいいかな、と思っていたら。

「隊長!スナモグリを確保しました!」

「なんだって!」

 おお。スナモグリは嬉しいな。こいつの飼育には名前のとおり砂が必要だけどウチは問題ない。しかもその後も発見して複数飼育できることに。

 最後にアミメキンセイガニをもう一匹確保して、ありがたいことに雌雄で飼育できることになった。

「成果は上々だな。久しぶりに雪華と採集できて楽しかったよ」

「あたしも!今度は夏休みに磯遊びしようね」

「もちろんだ」

 そう言って笑いあった。やっぱり同じ趣味を持ってる恋人同士はいいよね。


 さて、潮干狩り場といえば動画や裏ワザとしてテレビで紹介される、穴に塩を入れて捕まえるマテガイや同じく穴に筆を入れて捕まえるアナジャコとかがいるけど、ここの潮干狩り場には()()()

 だから、知識を子供の前で自慢したい()()()のお父さん。その穴はアサリの穴だから塩を撒いても無駄ですよ。

 俺と雪華はアサリは取らないのかって?

 もちろん取ってるよ?水深のある場所だからケツが濡れないように注意しながら()()()のヤツをね!たまに()()ハマグリも取れたよ。

 でもね、俺にとってのメインはアカニシ貝。

 これはアサリとかを捕食する貝なんだけどサザエ並の美味しさなのだ!

 同じくアサリとかを捕食する貝でツメタガイってヤツもいるんだけど、コイツは茹でるとすんげえ臭いんだわ!だから躊躇するんだけど、それはウチみたいに大量に茹でた場合。数個程度なら、ちょっとニオイがするかな?程度だから大丈夫だよ、多分。でもコリコリとした食感だから是非どうぞ。


 俺らが家族の元へと戻ると網袋はパンパンになっていた。あ、俺の網袋はアカニシ貝を取る前提で最初から3Kg分の入場料金を支払っているので大きいんだわ。

 妹達のもある程度の大きさの貝を厳選して網袋に入れてある。小さな貝はリリースが基本だ。


「父さん母さんお疲れ。もう網袋いっぱいだね」

「広也も雪華ちゃんもお帰り。収穫はあった?」

「おう、バッチリだぜ。久しぶりに雪華と採集できてすごく楽しかったよ」

「良かったな。それじゃ、もう上がるか?」

「そうね。この後は車内で一休みしつつ昼食にして、少しブラついてから帰りましょ?広也と雪華ちゃんもそれでいい?」

「それでいいよ。雪華は?」

「あたしも平気です」

 という訳で砂場からは上がることに。一応忘れものがあった時用に半券提示で再入場は可能だけど荷物チェックを受けることになる。


 俺と雪華は水道で足を洗い、車へと戻る。

 妹達の足は洗わないのかって?長靴を履いてるし、濡れてないから平気だよ。

 潮干狩り場ってさ、貝殻の破片やアカエイとかの危険生物が多いから裸足は厳禁。ビーチサンダルも俺は履かない。靴底が丈夫なのを履いて採集している。安全第一だよ。


 アサリ含めて生き物がいるのに、そんなまったりしていて大丈夫なのか?と思うかもしれないが心配無用!携帯エアレーションで酸素供給はバッチシです。


 帰宅後、予め準備していた水槽に水合わせをしてから捕獲してきた生き物達をそれぞれ導入。数日は体調変化が起きやすいので注意する。


 今日の晩御飯は早速アサリで、といきたいけど一晩砂抜きしてから調理しようと思う。

 代わりにアカニシ貝を少しだけ面倒な下処理をした後に調理する。

 サザエの代用貝だけあり、大変美味しくいただきました。

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