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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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帰るまでが…

 大好評だったアイスの時間も終わり、現在はみんなでまったりしている。先生方は見回りへと戻っていった。

 ここから見る限り、他の班はまだ食事中のようだね。まだ時間はあるけど片付けを考えると急いだほうがいいんでないかい?


 鳳来「売店に行かずに全部用意していたうちらは勝ち組だね。もう洗い物も終わっているから混雑とも無縁で時間までゆっくりできるし」

 烏野「ですね」

 笹嶋「安くて、美味しくて、お腹いっぱい。内宮君には感謝」

「そう言ってもらえると、色々準備して良かったよ」

 厳さん「他のクラスメイトはどうしてんだろな?一応は交流会なんだろ?」

 桃瀬「あはは。交流会の“こ”の字もなかったね」

 雪華「途中で鳳来さんと烏野さんが他のところに行ったから、それでいいじゃん」

 鳳来「だねー」

 何だか修学旅行の寝る前みたいな会話だな。

 まあ、お腹いっぱいだと眠たくなるけどさ。下津木さんなんて寝てるんじゃないだろか?

 眠気覚ましに散歩してくるのも悪くないかもな、売店も今なら多少マシだろうし、どんなのが売られているのか気にはなるし。

「俺、ちょっと売店行ってみるわ」

 鳳来「どしたの?急に」

「いや、買うわけじゃないけどさ、どんなのが売られてんのかな?と思って」

 鳳来「バーべキュー食材ならもう無いよ。普段なら数個売れればいいようなクッキー類も完売してたからさ」

 昌史「マジで?」

 鳳来「うん。小休止の時に冷やかしに行った班の人達が言ってたからさ、面白半分で見に行ったら商品棚がガランとしてたよ」

 厳さん「うわぁ」

「そっかぁ。でも眠気覚ましの散歩も兼ねてちょっと歩いてくるよ」

 雪華「ひろ君、あたしも行く」

「じゃあ、ちょっと行ってくるね」

 鳳来「行ってら〜。もし何かあればスマホに連絡するから」

 雪華「わかった」

 少し歩いたところで、恋人繋ぎにして寄り添いながら散策する。

「ここがたけのこ園みたいな雰囲気だったら、()()()()んだけどなあ」

「ここじゃ、無理だね」

 探すって何を?そんなの決まってるじゃん、自宅で飼育する生き物だよ。

 そんなことを考えているうちに売店へと到着。中の広さは駅前にあるコンビニみたいにそれほどスペースはない。

「本当に何もないね」

 雪華がキョロキョロと見渡しながら言う。

「すみません。これ下さい」

 俺は一つのキーホルダーを購入し、店を出ることにした。

「ひろ君、何のキーホルダー?」

「これ。あやちゃんが好きなキャラのやつだよ、売り切れてたって話だったけど穴場だったかもな」

 買ったのは妹の彩夏が好きなキャラのキーホルダー。彩夏の行動範囲では売り切れだったらしく残念がっていたのでいいお土産ができた。

「これかー、きっと喜ぶね」

「ああ。ここの記念になるような物があったら、雪華とお揃いで買ったけど無かったしなあ」

「観光地じゃないから無理だよ。でもその気持ちは嬉しいよ、ひろ君」

 そう言って俺の肩に頭を預けてくる雪華。

 実はこの行動が見ていた者達に砂糖を振り撒く行為だったのだが、俺達がそれを知ることは無いのだった。


 なんやかんやで時間は過ぎていき学校へと帰る時間となりました。

 行きと同様、渋滞とかにも遭遇せずに学校へと到着。行きのバスの車内は騒がしかったけど、帰りは静かだったね、というのも大半は寝ていたから当然かな。

 行きでは俺一人だけ調理室経由だったけど、帰りはみんなと一緒に教室へ。今日のことを後日レポート提出することもないので気楽なもんだね。

 まだ半分寝ている人もいる中、HRは進行して帰宅することに。

 今こそ言う時なのではないか?あの言葉を。

【おうちに帰るまでがバーべキューです】

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