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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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バーべキュー終盤

 小休止も終わり、鳳来さんと烏野さんも戻ってきたので()()()はラストスパートだ。

 俺としてのメインなヒオウギ貝を焼きはじめる。一応、みんなは初めてなので万が一に備えて肉が控えているので口直しは可能だ。

 自宅で貝殻の洗浄は念入りにはしてきたけど海鮮だし、中央付近で焼いて個人スペースは肉用に確保してもらっている。

「じゃあ、ヒオウギ貝を焼いていくよ。味付けなしで結構濃厚な旨味だけど、物足りない場合は醤油で味付けしてね」

 鳳来「蔵持先生が内宮に交渉する位だから、知ってる人は欲しくなる貝なんだろうね」

 烏野「貝殻も検索画像でも色鮮やかでしたけど本当に綺麗ですよね。これが着色していないのだから驚きです」

「実際に見て貝殻欲しくなった人は言ってね?今すぐじゃなくても自宅に保管してあるから。橙色だけどね」

 明槻「でも、その貝殻の色以外はホタテそっくりだよね。生では無理なの?」

「生も可能だけど、冷凍とはいえ鮮度劣化が早くてね、こうして火を通したほうが無難なんだよ。ちなみに焼き貝が一番うまいと言われているんだよね」

 そんなことを話しているうちにいい感じになってまいりました。自分用の貝で焼け具合を確認して大丈夫なので、みんなに分配する。今までの取り皿ではなく、別皿にしてあるぞ。

「では、食べてみて欲しい。貝柱のまわりの()()から食べるのがオススメだよ」

 何だかわからんが、緊張してきた。あ、雪華は自宅で食べてるので味は知っている。

「「「「「美味しい!」」」」」

 よっしゃ!美味しい、いただきました。

 昌史「醤油いらないな」

 厳さん「ああ。逆に誰かが醤油かけたら怒るレべルだぜ」

 笹嶋「内宮君を信じて二枚頼んで良かった。もう一個貝柱食べられる」

「良かったよ!俺の最大の提案だったからな。ハズしたら信用がた落ちだったぜ」

 鳳来「確かにこの美味しさ知っていたら欲しくなるわ」

 ヒオウギ貝はみんな満足してくれた。


 現在、最後の肉を焼いている。これは買い出しに行ったスーパーの牛肉売り場にある、ちょっといい肉コーナーの肉だ。スーパーによって違いはあるだろうけど、肉の陳列棚上段のトレーが茶色で木目がプリントされているパックを購入したと言えばピンとくるかな?

 まあ、俺と雪華はそれとはまた別の肉だけどな。握りこぶし位の大きさでステーキ肉より薄いので()()()()必要はない肉になる。自宅で複数枚、更に母さん特製タレの場合雪華のご飯おかわり新記録になるような旨さだった。炭火で網焼きというのもあったかもしれないけどね。


 そんな最後の贅沢肉も堪能したので、デザートにしようとしたら、先に片付けしてゆっくり味わいたいとの要望で片付け中だ。

 俺は、色々してもらったからと雪華含め皆から言われたので、お言葉に甘えてまったりさせてもらっている。

 女子組は使い終わった小物類を洗ってから返却スペースに持って行き、厳さんと昌史は網の洗浄と返却。新山君と下津木さんは炭を入れた火消し缶を所定の位置に持っていった。下津木さんを同行させたのは新山君が絡まれないようにするため。デザートがあるのに、他の班の手伝いなんてさせないよ!

 コンロの上には多分耐火素材で出来ていると思われる蓋をしてある状態。

 しばらくすると女子組が戻ってきた。網洗いの厳さんと昌史が戻ってきたらデザートだ。


 そんな風に思っていると。

「内宮君。お言葉に甘えてご相伴にあずかりに来ました」

「私まですみません。本当にいいんですか?」

 副担任の蔵持先生と家庭科目の多澤(たざわ)先生だ。

「もちろんですよ。もうすぐ男子二人が戻るのでそしたら配りますから」

 蔵持先生は女子から慕われているのは知っているから大丈夫だろうし、量があれば不満も無いハズだよな?若干の不安を感じていたところで。

 厳さん「皆、待たせたな」

 厳さんと昌史が戻ってきたので、デザートタイムにする。


長くなったので分割します。

今日の夜(21時頃)に少し短いですがデザートタイムの話を投稿します。

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