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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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買い出し

 日曜日。

 今日はバーベキューに向けた買い物だ。

 バーベキューは明日なので、問題ないしね。

 え?土曜はどうしてたのかって?うん、土曜はね午前中は家庭菜園関係のアレやコレやをした後に午後から雪華とデート予定だったんだよ。何でもアーケード商店街に行きたい店があるとかでさ。多分()()()じゃないかとは思うんだけどね。

 ところが天気予報の下り坂が当たってしまい雨が中心になったので延期になったんだよ。俺も雪華も昔から雨の日の外出は嫌だからさ。小学生時代はマンション内で傘は不要だろ?だから互いの部屋に遊びに行くのには支障は無かったけどね。

 じゃあ午後は飼育部屋で、と思ったら子供組皆でミニゲームが集まったソフトで遊ぶことになってさ。普段は一人用RPGだけど、久々に雪華と白熱バトルをしたぜ!

 そんな感じだったよ、うん。

 その意味深な“うん”は何だ?って?雪華の名誉のために言わないでおく。


 そんなこんなで日曜に駅前商業施設内のスーパーに行くから来たい人を募集したら全員集まることになったので、折角だからと個室完備のファミレスで早めの昼飯後にスーパーへとやって来た。

 そうそう。自慢するわけでは無いけどペアリング着用中です。


「さて、本命の肉コーナーに行くか」

 笹嶋「肉!」

 桃瀬「ちょっと佳奈、落ち着こ?」

 ちょっと?テンションが上がった笹嶋さんを先頭に肉コーナーへ。

 焼き肉用の牛肉を皆に選んでもらいながらカゴへと入れて行く。

 そんな中、真剣な表情でステーキ肉を吟味する男がいる。

 昌史「内宮。コレとコレ、どっちがいい?」

 自分用の肉を購入する昌史だ。皆にも自分用を購入してもいいと伝えてあるので問題ない。自己負担だしね。

「それよりもこっちのパックがいいと思う」

 そう言って別のパックを手に取る。

「流石に肉の厚みが少ないし、赤いだろ?こっちのは厚みもそこそこあるし、美味しいステーキ肉の判断基準の肉の色も小豆色でいい感じだぞ?」

「じゃあ、それで」

「決断早いな。勧めておいて変だけど、肉の面積は少ないぞ?」

「構わないよ。他にも食べるしな」

「了解だ」

 俺と雪華も()()()を購入する。やっぱ色々食べたいしさ。

 皆も選び終わったみたいだ。カゴを見ると定番のウインナーも入っている。それらとは別に()()も一パックカゴに入れた。


「次は海鮮だけど、ヒオウギ貝以外も買う?」

 厳さん「アジのみりん干し買おうぜ」

 明槻・下津木「渋い!」

 思わず、といった感じででてしまったのだろう二人で顔を見合わせて笑っている。

 桃瀬「もし、内宮君が買うとしたら?」

「肉類が充実しているからアレもコレもは愚策になるから、エビかな」

 鳳来「なら、今回は止めておきましょ?物足りないなら、またこのメンバーでやればいいし」

 烏野「それもいいですね」

 そんな感じで鮮魚売場ではアジのみりん干しのみ購入となった。ホンビノスか高めだけどトコブシがあれば提案したけど無かったから仕方ない。


 野菜売場では新山君がやりたいと言ったジャガイモを購入。それ以外の野菜は購入しなくても足りるだろうとの判断らしい。やっぱり、どうせなら野菜よりかは肉メインというのが共通認識らしいな。


 そんな感じで、お会計。俺が考えていた金額よりかは上だった。当日は美味しく食べれるように頑張ろうかな。みんなには秘密で()()()()も作る予定だし。


 解散の流れかな?と思われたところで…

 下津木「みんな、まだ時間あるしこの後ヒマなら家に来ない?」

 意外な人からのお誘いだった。

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