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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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キノコの収穫とまさかのお誘い

「みんな〜キノコの収穫するからおいでー」

 朝食の後片付けを終わらせた俺は妹弟達をリビングテーブルへと呼ぶ。今回収穫するキノコは潮干狩りからの帰宅途中で寄った店で購入した栽培キットのキノコになる。種類がバラバラだから収穫日数には差が出てしまう。なので、一度に収穫出来るように調整していたのだ。

 彩夏は栽培日記をしながら成長を見守っていたから今日収穫する予定なのは伝えてあるけどな。

 栽培日記をするなら夏休みの自由研究にすればいいじゃんと思うだろうけど、今回購入した種類は夏の暑さだと室内を涼しくしているとはいえ多分ダメになる気温なんだよ。それに去年はえのき茸の再生栽培だったから、同じキノコ日記よりも別なのがいいだろ?

 今年も彩夏が自由研究を何にするか頼ってきた場合に備えて、提案するのを複数考えてあるから心配無用だぜ。


「まず最初はブラウンマッシュルームにしようか」

 キノコ栽培キットでは人気の椎茸やブナシメジとは違って()()()()()での収穫量は少ないけどな。今回栽培した中で一番収穫出来たのはアラゲキクラゲになる。


「おにいちゃん、これもキノコなの?」

「しろい()()()()()みたいだね」

 愛美と朝輝が珍しそうに見てるのはコプリーヌというキノコ。このキノコの特徴は()が開いたらその日のうちに溶けて無くなってしまうこと。なので、傘が開く前の朝輝が言ったようにつくしの状態で収穫する必要がある。

 ちなみに雪華は微笑ましく俺達の様子を見ていて、母さんと父さんは撮影している。


「よ〜し、キノコの収穫終了。あみちゃんとあっくんはパパとの遊びに戻っていいよ」

「「はーい」」

 元気よく返事をしたらブロック遊びへと戻っていく。

「それじゃあ、どんな味なのかを日記に書くから少しだけ調理して食べてみようか」

「うん」

「それ以外は今日の晩ご飯のカレーの具にしていいんだよね?」

「うん。カレーでもどのキノコかわかるかなぁ?」

「うーん、マッシュルームとキクラゲは大丈夫だけどコプリーヌは初めてだからわからんな。大丈夫だとは思うけどね」

「そっかー」

 という事で、可哀想だけど愛美と朝輝以外の人数分を試食用に各キノコのおすすめ調理法で食べてみることにした。結論から言えばマッシュルームとキクラゲは食卓に並ぶ機会も多いから普通だねって印象だ。

「コプリーヌって美味しいんだね」

「だな。食感がいいな」

「旨味が強い印象かしらね」

「確かに美味いな」

 これは高得点が出ましたよ。


「おにいちゃん、このコプリーヌってキノコもっと作ろうよ」

「広也、わたしからも頼めない?」

「それがさ、市販での流通がかなり少ないらしくて食べるとしたら今回みたいに自家栽培が主流みたいなんだよ。で、秋口から主に販売される商品らしくて今回購入出来たのは運が良かったみたいなんだよね」

「あら、そうなの?」

「うん。涼しい環境で発生させたほうがいいから晩秋から栽培するのが普通みたいなんだよ」

「おにいちゃん、それなら秋になったらまた作ろうよ」

「そうだな。初めてだったから味の不安もあって3箱しか買わなかったけど、今度は多めに買って栽培してみような」

「うん!楽しみだね」

 夏でも比較的簡単に栽培出来る種類のキノコキットを購入して再び栽培を始めることになるんだけど、これを切っ掛けに彩夏がキノコ栽培にどハマリしてしまい常にキノコを栽培する環境になってしまうんだけど、これはまた別の話で。


 雪華をバイト先へと送ってから帰宅した俺は今度は家庭菜園区画で残りの小カブの収穫とエンドウ豆類の撤去作業などをやっていた。前回は妹弟達とカブの収穫をしたのに今回はやらないのかよ?と思うだろうけど、同じやつよりも別なのを収穫したほうが楽しいだろ?だから今回は俺が収穫したんだよ。次に一緒に収穫するのは中カブで最後に大カブを収穫すればカブはおしまい。一応、タネとり用に育てているのもあるんだけど、種類が混ざらないようにするからタネとりも妹弟達にはやらせずに俺がやる予定だ。

 撤去作業をした区画は苦土石灰と肥料を撒いて少しの間休ませてあげてから夏野菜を育てはじめるのだ。


 最後にまだ梅雨入りの気配は無いけど、雨の日の作業は嫌だから鉢植えの植物でこの時期が植え替え適期なのを何種類か植え替えたら今日の作業は終了!雪華を迎えに行き、一緒に晩飯のカレーを食べ終えてまったりしているとスマホにメッセージの着信があったので確認すると。


《梅雨入り前の殺菌剤散布の前に良ければ桃農園を見る?内宮君が好きなのがいたら捕まえていいよ。農家にとっては害虫だし》

 との最高に楽しみな連絡が来たので、速攻で《お願いします》と返信したよ。


「雪華!今、桃瀬さんから連絡があって桃農園の探索許可が出たぞ。薬剤散布前だから何かしらいる可能性がある!出陣だー」

「ちょっと、ひろ君落ち着いて!今から行くわけじゃないんだから!」

「おっと、そうだった」

「でも嬉しいね。内宮班として仲良くしてきた結果だね」

「だな。今年もお礼に桃を毎週買ってあげよう」

 桃農園に何がいるのかワクワクするぜ!カブトムシはまだ早いけど、この時期に発生する甲虫類って意外と多いんだよね。

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