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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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教育実習生

「後ほど紹介しますが、本日より10日間教育実習生がこのクラスに配属されます。また、別のクラスに配属される実習生も担当授業の参観や指導がありますからね」

 朝のHRで担任の九條先生より教育実習生が配属されるのを聞かされる。去年は教育実習生が来ていたことも知らなかったけど、毎年来ているのかね?


 そんな話しに盛り上がるのはもちろん、あの連中で。

「うひょー。教育実習って事は大学生だよな?豊満ボディのお姉さん希望だぜ!」

「いやいや。ムチが似合う女王様みたいなのも、また一興」

「アダルトな映像のドラマ風作品みたいに抵抗出来ない弱みにつけ込むのもありだな」

「ただし、マッチョな男はゴメンだぜ!」

 あ〜あ。まだHRが終わったばかりで先生いるのに盛り上がってるよ。どんな人かは知らないけれど、このクラスに配属して大丈夫なの?


 そんな心配は杞憂でした。このクラスに配属されたのは男性だったからね。

 俺達実習生期待組は漫画の表現で良くあるスクリーントーンの無い線のみで口から魂が出ているような表情を全員しているよ。

 ただ、俺にとってはこの男性実習生は警戒対象になった。クラスの女子はもちろんだけど、早速授業風景の参観に顔を出したと思われるクラスの女子もキャーキャー言ってるんだよね。


「あれのどこがいいのかしら?」

「まったくよ。筋肉も無いひょろっとした男じゃないの!」

「顔だけじゃないの? ま、愛する裕隆には敵わないけど」

「興味無い。陽翔のほうが魅力的」

 などなど、辛辣な事を言うのは内宮班のメンバーだ。烏野さんはまだ仮だけど、全員彼氏持ちだから興味は無いご様子。

「昌史。一年の授業への参観や指導があるのか不明だが教育実習生がいる間は警戒しておけよ?」

「確かに義妹(いもうと)は可愛いけど、俺以外に()()()()()()興味は無いぞ?」

「あのなあ、昌史の義妹ちゃんは確かに可愛いけど、バンド活動をしている影響からか大人びた雰囲気もあるんだよ。だから警戒しとけ」

「なん、だと…」

「お前らも大変だなあ」


 教育実習生は何人来ているのか不明だから、情報通の鳳来さんに調査してもらおう。髪を染めている生徒は多いし、学校側からも連絡事項として説明されているかもだけど、雪華の髪色はほぼ銀髪だから目立つのに変わり無いからな。いちゃもんつけたら、()()に報告してやるぞコラァ。


「何だか今日のひろ君、ピリついてたね」

「教育実習生がどんな性格の人達か不明だからな。雪華が悲しむような言動をしないか不安だからさ」

「大丈夫だよ。ひろ君が隣に居てくれるだけで勇気が出るから」

「だとしても、だ」

「ありがと、ひろ君。rakastan sin(愛してる)ua」

 そんな会話をしながら、最寄りのバス停から帰宅中。今なら校長の気持ちがわかるぜ!悩みが多くて10円ハゲになりそうだよ。


 その日の夜に鳳来さんからメッセージが来た。どうやら教育実習生は全員で6名で、男性3人に女性3人らしい。

 鳳来さんによると、教育実習生は大学生で俺達と年齢が近いこともあり、男女問わず興味津々な人が多いみたいだ。

 そんで、男性は俺達のクラスに配属された実習生が顔での女子人気が高いらしく、チャラさもあるとのこと。他の2人はまだ不明らしい。

 女性の1人は正義感が強そうな印象があるらしく、女子の服装や髪型、髪色なんかをチェックしている雰囲気があるから雪華への対応を注意したほうがいいかもとの事だ。やっぱそういう人はいるんだね、でもな、その彼氏は教頭に報告出来るような人物だからな?気を付けたほうがいいぜ?

 他の2人は、我がクラスのおバカ連中と同じ思考をうちに秘めている人達にクリーンヒットしているらしく、大連合での告白合戦があるかもしれないとのこと。実習生の女性には申し訳ないけれど、コレはコレで波乱の幕開けかもしれないな。


 10日間かあ。雪華の周囲で何事も無ければ楽しくなりそうなんだけどな。

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