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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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芸術鑑賞会

 6月。衣替えも終わり、夏服で肌の露出が増えた雪華に言い寄る1年が出ないか警戒する必要がある!

 体育祭では競技種目の恋人おんぶ100m走に出場したから恋人同士と認知されているとは思うけどね。物に限らず人のものを欲しがる人ってのはどこにでもいるんだよ、昌史も警戒しているし。

 多分だけど、学内での恋人関係が多発する文化祭前後までは警戒する必要があるだろうな。去年もその位までは先輩達に警戒していたし。


 さて、今日は芸術鑑賞会となっております。これは2年と3年の行事みたいでさ、他校では全学年対象になりそうなイべントも学年別で行われる事が多いんだよね。

 厳さん「今年はいいけど、来年は音楽鑑賞だろ?ゲーム音楽なら嬉しいけどその他は眠くなりそうだぜ」

「それは来年の厳さんに頑張ってもらえばいいじゃん」

 笹嶋「あたし、お笑いには厳しいよ」

 今はホール内の休憩スぺースでそんな会話をしつつ、座席への移動を待っているところだ。ちなみに鑑賞会場は学校内では無くて市民ホールみたいな場所で開催される。

 本日の演目はコントに始まり、漫才、落語で終了となる。時間としては昼飯抜きで昼過ぎまでの行事となっていて、現地解散となり授業が無い日となっている。

 3年はこことは別の本格的な音楽ホールに学校からバスで向かって鑑賞するみたいなんだよね。現地集合現地解散の俺達とは違うんですって。


 開始時間が近づき、クラスごとに振り分けられた座席へと着席する。俺の左隣には雪華で、右隣は厳さんとなっている。昌史はトイレにスムーズに行けるようにと通路そばに座ってるよ。尚、俺達要注意人物組はクラス席では無く、座席後方の出入り口近くに先生に囲まれて座っているんだよね。何かあれば連れ出す気マンマンだ。


 開始時間となり芸術鑑賞会とは何たるかの教頭の話が終わり舞台の幕が上がると、まずはコントから始まったんだけど『おお〜』と会場がどよめいた。何せテレビで見たことがある芸人さんだったからね。俺も思わず「スゲー」と言ってしまったよ。でも、そんなのは最初だけでコントの内容に惹き込まれていき笑いっぱなしだったよ。

 厳さん「やべえ。腹筋崩壊とはこの事だな、最初からとばし過ぎだろ」

「本当だよ。漫才も楽しみだな」


 トイレ休憩後の漫才は最初にコントをした芸人さんも含めて3組漫才を披露してくれたんだけど笑わせてもらいましたよ。最初のコントで笑える体になったんだろうね、別に審査員じゃないんだから楽しく笑えればそれでいいんだよ。


 最後の落語もコントや漫才みたいな大笑いは無いけれど、時々クスッとくる笑いで最後まで楽しめたよ。


 演目がすべて終わり、現在は会場から出たけどホール内の広めなスぺースにクラス毎に集まっている。

 九條先生「本日の芸術鑑賞会はこれにて終了です。この場で解散となるので、各自気を付けて帰宅して下さい。明日は通常通り授業がありますからね。では、解散とします」


 先生の挨拶が終われば帰宅の流れだ。そんな中、俺と昌史は厳さんのYシャツをめくり腹を確認する。

 厳さん「何だよ!突然」

「厳さんてば終始笑いっぱなしだっただろ?腹筋が鍛えられたんじゃないかと思ってさ」

 厳さん「んな訳あるか!笑って気軽に腹筋が鍛えられるなら見事な腹になっておるわ!」

 昌史「俺はへソまわりの毛で人の顔に見えるのがいつも驚きなんだよな」

「確かにな。俺の場合体毛は少ないから、へソまわりの毛は無いんだよ」

 厳さん「俺の腹で遊ぶな!大体、昌史も内宮も俺には無い腹筋が出てるじゃねーかよ」

「俺は一応、腹筋以外にも腹は鍛えてるからな」

 昌史「そうだな」

 久しぶりに親友の男三人でバカ話をしたのも笑いの影響なのかもな。


「キューちゃん。ただいま」

『クゥ、クゥ』

 現地解散だから友人同士で昼飯を食べに行く人達もいたけれど、内宮班は無しでそれぞれ帰宅。雪華もバイトを入れているし、鳳来さんと烏野さんも同じくバイトになっているみたいだ。


 こうして芸術鑑賞会という学校行事の日は終了するのであった。

 そういや、帰りのクラスで集まった時に俺達先生監視組がいなかったな。何かやらかしたのだろうか?

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