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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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ぺットショップでの購入

 朝食後、ダイニングテーブルでまったりとしていると。

「広也。家庭菜園の区画だけど、今後の予定はあるの?」

「植え付ける数が多いのはトマトとウリ類だね。他にも夏野菜は育てるけど、どうかした?」

「じゃあ、これを育ててみない?」

「これはカブのタネ?夏に不作になりそうな気配があるって報道されたの?」

「違うわよ、良く見て。スーパーでは見かけない変わった品種ばかりでしょ?こういうの広也好きじゃない」

「確かに変わったのばかりだね。どうしたのこれ」

「打ち合わせに行ったら、特集記事にするんで取り寄せたみたいなんだけど発注量を間違えたみたいでね。困っていたから貰ってきたの」

「なるほどね。これの成長過程とかを題材にしたのは頼まれたの?」

「特には無いわよ。ただ、資料として撮影したいから頼むわね」

「了解だ。折角だし、タネも収穫しとこうかな」

「その辺は好きにしなさい」

「それじゃ、5月の連休中にタネ蒔きするから。収穫は6月中旬頃かな」

「楽しみね」


「俺からも母さんに頼みがあるんだけどいいかな?」

「どうしたの?」

「実はさ今年こそ、あの鳥のひな鳥をお迎え出来そうなんだよ。それで、俺が学校の間はエサやりをお願いしてもいいかな?ついでに手乗りにしたいから小休憩の時に構ってあげて欲しいんだ」

「あら、ついにお迎え出来るんだ。良かったじゃないの。その程度の面倒を見るのは問題無いわよ」

「ありがとう、助かるよ。多分5月中旬位にお迎えする事になるからよろしくね」

「わかったわ」


 雪華をバイト先へと送り、俺はそのままペットショップへ向かう事にした。姉御先生は不在だったので赤ちゃんを抱っこする事は出来なかったよ、残念。

 さて、今日来たのはレオパが充実しているペットショップだ。だったら雪華が休みの時に来ればいいのに、と思うかもしれないけど今日購入するのは重いやつだから、他にもブラつくようなデートが無理なんだよ。店のホームページにも惹かれるのはいないと言っていたしな。


 とはいえだ。ホームページ掲載前の入荷しているのもいるかもなので、三階から見て回る事にする。

 やっぱり、この店のレオパの充実度はいいね。そう思いながら見ていると。

(あ、この飼育器材いいかも。値段も手頃だし、雪華に報告してあげよう)

 雪華の使い勝手もあるから独断での購入はしない。雪華が使っているものなら購入する場合もあるけどね。


 お次は二階の鳥類売場なんだけど、ここで出会いがありました!

(体色がオレンジの細カナリヤだとぉ〜!繁殖期が終わっているからか値段も下がっているし買うしかねー!)

 体色がオレンジの場合は赤カナリヤの色抜けの可能性があるけど、この細カナリヤは色抜けに見られるのが無いので、元々の体色なのだろう。という事で購入する!衝動買いに見えるかもしれないけれど、魚類同様に飼育環境はあるので問題は無い。


 細カナリヤを購入したら目的のを一階の魚類売場で購入する。購入したのはライブロックと呼ぶ海水魚水槽を立ち上げる場合に使用する石だな。この石にはバクテリアとかが付着しているので一から水槽を立ち上げる場合には必須となるのだ。他の海水魚水槽に自分好みの形の石を入れてバクテリアを付着させる場合もあるけどさ、それはそれ、これはこれ、なのよ。

 一階では残念?ながら生体の購入は無しで帰宅することにした。


 帰宅後はまずケージにエサと水とかの食べ物をセッティングしてからカナリヤちゃんをケージ内へと丁寧に移せばおしまい。明日以降は他のカナリヤと同じ管理をすればいいだけだ。


 次はライブロックを水槽内に見映え良く配置する。水槽には海水を入れてあるからな?間違っても真水の中に入れてはダメだぞ!折角のバクテリアが死滅するからな。

 これでセッティング完了で後は細かい手入れをしたら魚を投入可能になる。


「ひろ君?どういう事?」

 就寝前のいつもの時間に雪華からいきなり追及された。

「何が?」

「とぼけないで頂戴!新しいカナリヤちゃんが居るし、海水魚水槽を立ち上げてるじゃない!ペットショップに行ったんでしょ?」

「行ったよ」

「ズルい。あたしも行きたかった」

「そうは言ってもバイトじゃん。去年はガサガサの時期までは、ここらの環境に慣れる意味もあって行く機会少なかったけど、今年は色々と釣りする予定だから水槽を立ち上げとか無いと不安だよ」

「うー。それを言われると」

「それにレオパの良さげな飼育器材が販売されていたから今度見に行こうよ」

「行ったのレオパが充実している店だったの?ズルいよ、ひろ君」

「ごめんて。ライブロックを購入しに行ったから重いし、他には行って無いから許してよ」

「んもう。連休中のバイトが休みの日はちゃんと構ってよね!」

「もちろんだよ」


「ひろ君?くしゃみをしたい時にキスをするのはヤメテ!」

「申し訳ございません」

 目を瞑ったからキスをして欲しいと思ったんだもん!勘違いしても仕方無いよな。

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