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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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20/191

それぞれの午前中

 実は昨日も彩夏は寝る前に俺の部屋に来た。

 まあ、夜は何故か不安になることあるし、しばらくはケアしてやるか。

 そんな事を考えながら調理中。今日は宣言通り鶏の唐揚げ()です。なぜ、()かと言うと揚げないから。我が家は揚げる時も唐揚げ粉は使わず片栗粉なんだけど、片栗粉を肉に馴染ませて肉の油だけでフライパンで()()()()()。だから正確には焼き鶏になるね。俺らの分は多めにさせてもらおう。

 だから今日は朝からいいニオイが充満して皆、食欲が刺激されてしまい追加で()()()朝食になりました。父さんは流石に遠慮したので、焼き鮭を提供。


 今日は測定日なので、朝のHR後にジャージに着替えて測定表を持ち各自散らばる。今日は1年のクラス半分が測定するから、空いてる場所を効率良く見つけられるかが鍵だな。

 尚、体力測定の一部は運動部の有志が先生の手伝いをしているみたいだ。

 俺は、厳さんと昌史と行動を共にしている。

 腹減るから先に体力系を済ませようとの魂胆だな。逆に女子は身体系を済ませる人が多めだな。

 朝、食事抜きで来た人も多いらしく、そんな話題がクラス内で聞こえた。雪華?雪華なら普通に食べていたよ。おかわりもしていたし。

 雪華といえば、髪の長さは肩甲骨位なので結くことはなかったね。長い人はポニテやおさげにしていたな。


 さて、俺達はと言うと厳さんがバテて現在小休止中だ。昌史は部活をやってるだけあり平気だし、俺も()()理由から問題ない。

「すまんな。しかし、良く平気な顔をしているな」

「この位ならな。俺の場合は体力ないとマズイのもあるし」

「俺は、柔道部だしな」

「昌史はわかるけど、内宮は理解できねえよな。中学の時から、そんな風に見えないし」

「一応そこは()()()()()()()してるからな。他は双子のためだよ」

 ***

 双子は体力切れまで全力維持だからな、こっちもそれなりじゃないと。ちなみ遊びに行くときは父さんには温存してもらっている。体力切れた子供のおんぶか抱っこをしてもらわないとだからな。脱力してるから重さがダイレクトにのしかかるぞ。

 ***

 さて、厳さんのスポドリ補給も終わったし、サクサク行きますかね。そんな軽口を昌史としていたら顔を引きつらせていたよ。


 そんなこんなで午前は終了。腹減ったから早う飯たべたい。

 雪華はどうしてたかな?


 〜雪華side〜

 今日は測定日だ、本当はひろ君と回りたいけどこればかりは仕方ないよね。

 あたしは、仲良くできそうな人達が誰なのかまだ把握してないからなあ。

 なので、その場限りの野良パーティみたいな感じで回る事にした。

 皆、最初は身体測定に行く人が多いみたいだからあたしもそちら側へ。

 別クラスの男子がいた場合、ひろ君がいないと()()()()()事になる場合もあるからね。そんな事を思いながらいると……。

「石嶺さんは朝食抜いてきた?」

 そんな事を聞かれた。他の人も興味深そうにこちらを見ている。

「抜いてないよ。おかわりもして、しっかり食べてきたけど?」

 朝抜くなんて、信じられない。お腹が減るじゃないのよ。

「そ、そうなんだ。すごいね」

 何かドン引きされた?そこからの会話は無かった。

 ひろ君とが良かったな〜。お腹も空いたし。そんな事を思いつつ午前は終了した。



 後日できた友人によると、あたしの弁当箱の大きさが話題になっていたんだって。

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