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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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ひな祭り後の週末

 ひな祭りのあった週末土曜日、天気が良いのでひな人形を母さんと一緒に片付けることにした。俺の兜飾りと違ってさ、ひな人形の場合は飾るのも片付けるのも神経使うんだよね。まずは布手袋は必ず着用、素手だとシミとかの原因になるから絶対NG。次に多少付着するほこりを柔らかな素材のもので軽く払う。顔や手などの部分に薄紙を巻きつけて、衣装が型崩れしないようにしながら箱に仕舞う。人形以外の小物も同様の作業だ。全部を箱に仕舞い終えてホッと一息。

「ふーっ。マスクしているとはいえ、人形相手には気を使うなあ」

「本当よね。本来なら秋にも虫干しするみたいだけど、そんな時間は無いから飾るついでに虫干しも兼ねているからね」

「ま、箱の中に入ってしまえば後は楽だからな。この一緒に飾っていた()()()は揚げて、揚げ餅でいいよね」

「そうしましょ。桃の花はまだまだ大丈夫だからこのまま飾っておきましょう」

 こうして午前中は片付けだけで終わったよ。妹弟の折り紙のひな人形も布に包んで一緒に仕舞うことにした。きっとテレビで紹介される様な豪華絢爛なひな飾りは一日作業で大変なんだろうな。


 昼飯は野菜たっぷり塩ラーメンとなっております。スープが旨くて雪華含めて家族全員大好きな乾麺タイプのやつです。

 そんな昼飯を終えたら、飾っていたひし餅を揚げることにする。正月の鏡餅とは違い、個包装されていないので外気に触れて乾燥して少しヒビ割れしているな。ある程度の大きさにしてから油で揚げてから、キッチンペーパーの上でしっかりと油をきる。保存袋に揚げ餅と塩と青のりを入れて軽く振って全体を混ぜれば完成だ。塩以外にも粉末コンソメとか好みの味付けに出来るのもいいよな。

 そんな揚げ餅は、おやつの時間に皆で食べたらすぐに無くなりましたとさ。雪華はバイト中なので、ちゃんと確保済だから安心してくれ。ひな祭りといえば妹弟が好きなひなあられは多めに購入してあるので賞味期限に気をつけておけばしばらくの間は食べられるだろう。


 ひな祭りの空気も無くなった日曜日は雪華のバイトも休みなので、雪割草の展示即売会にやってきた。今回は寒蘭を購入した野外のほうなので、雪華にとっては初見になるな。

「今回はどんなのを購入するの?」

「雪割草は新作の作出のためにタネでも繁殖させているから一期一会狙いだな」

 雪割草も山野草あるあるで播種から開花まで数年の時間が必要だけどな。

「あ、これ花弁が多くて綺麗だね」

「これは千重咲きって種類だな。雪割草はオシべやメシべが変化した種類が多いのも特徴だからな。これ気に入った?」

「う〜ん、迷うなあ。また後でにしようかな」

「迷ったら買ったほうがいいぞ。名前のある品種なら株分けでの販売もされるけど、無銘なのはこれだけの可能性もあるからな。というわけで購入する!」

 スーパーで小さなお子様用に用意されている買い物カゴへと入れた。

「まったく、ひろ君てば」

「俺もいいな、と思ったしこれが一期一会だよ」

「んもう」

 その後も雪華が気に入ったのも含めて購入したよ。俺達が若いこともあり、販売員の方から雪割草の栽培は夏が難しいことも言われるが問題無いと答えておく。熟練者では無いけど、今の環境で色々な植物を栽培しているんだから初心者からは抜け出していると感じているしな。


 今回も配送手配をしたから周辺を散策することにした。昼飯は食べてから来たので散歩デートって感じだな。

「散策しようって言っときながらだけど、駅前まで戻ってくる間にお店が無いから見るところ無かったね」

「まあな。もう一つ先が快速停車駅だから、そっちに行ってみるか?」

「そこの大きめなスーパーを冷やかしてから帰ろうよ。時間的にもさ」

「じゃあ、隣駅は次の機会にするか」

「うん」


 スーパーに入店した俺達だけど、高級路線でもない普通のスーパーだから食材や調味料の品揃えが地元とほぼ一緒だったのが残念だった。ただ、テレビで紹介されているようなデパ地下で通年販売されているギフト商品がレジ近くで販売されているのには驚いたけどね。価格を見ると結構いいお値段でしたわよ。結局、本当に冷やかすだけで何も購入しないでスーパーから出たよ。


 今日の晩飯のメインは白菜と豚バラの鍋。温かい鍋物がメインの季節もそろそろ終わりかもな。

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