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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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LHR

 家を出た俺達はまず、7・8分程度離れているバス停へと向かう。昨日、バスを降りた後にまた会うかどうか聞いたのは、家に向かう途中にある交差点。タワマンではないけど、大きめのマンションがある方向に行くと思ったからだ。

 バス停に到着したけど、俺達と同じ制服の人は少ない。次のバスにするのかな?一応早めに出てるし。

 尚、このルートのバスは終点付近なので、バス内の混雑はほぼ無いのがいいところ。

 ただ、3ルートの行き先があるので注意が必要。最終的には全て駅には行くんだけどね。

 俺達が乗るのは校門付近まで行ってくれるバスだ。なので、通学は比較的楽だね。万が一バスに何かあって運行できなくても、徒歩で行ける距離だ。

 通勤するために駅に行く人はこのルートは乗らない。なぜなら、駅へはかなりの遠回りになるからね、ほぼ直通か病院経由のに乗る。

 さて、バスに乗り学校に向かうがやはり学校近くになれば混雑してくる。


 到着し、クラスに入るとすでにいた人達が昨日の恋人発言を聞き出そうと男女問わず雪華のそばに集まってきた。


 俺はそれを横目に、昨日の雪華の自己紹介を思い出していた。

『石嶺雪華です。こことは別の県から来ました。初めての場所で不慣れですが、よろしくお願いします。あと、この髪色は曽祖母がフィンランド出身で、その髪色を受け継ぎました。学校側に地毛証明書は提出していますし、あたしも所持しています。必要なら見せるので、髪色に()()()()()()()()()()()()()()。これからよろしくお願いします。』

 あんな事を言うって事は、小6〜中3の間に()()()()()って事だ。昨日はいつも通りだったけど、念の為警戒しておく必要があるかもな。


 ☆☆☆


 さて、このクラスの担任は九條雅道(くじょうまさみち)先生。副担任は蔵持奏(くらもちかなで)先生、女性の先生だ。

 LHRの内容はまずクラス委員と委員会決め。これはスムーズに決まった。進学校では無いとはいえ、大学進学を目指す人達はいるわけで、内申稼ぎのためなのか積極的だった。それともやりたいだけだったり?

 俺?俺は大学には行かないけど専門学校には行くかも。あと、高校在学中でも取得可能な資格は積極的に受けるつもり。この場合、手に職をつけるというのが適切か不明だけど、資格持ちで就職する予定だ。


 閑話休題


 その後は主要個所の学校案内。昨日、入学式を(おこな)った講堂は除き、授業で使用する教室を案内された。後は明日の身体測定で校内をうろつくから確認しとけってさ。


 LHRでの予定は終わったので少しだけ昼休みまで時間があるとの事で、交流会とは名ばかりの雑談タイムに突入。一応、騒がしくしないよう注意をし、副担任の先生共々職員室に戻っていった。


 雪華はまた囲まれてるし、と思っていたら…

「内宮、久しぶり」

 そう声をかけてきたのは、中学時代の友人、厳田と柳原だ。

夜にも投稿します。

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