表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/105

再会

よろしくお願いします。

「それじゃ、行ってきます」

 俺の名前は内宮広也(うちみやひろや)

 今日は高校の入学式。たった今、校門にある“入学式”と書かれた立て看板と一緒に記念撮影を終えて両親と別れたところだ。

「クラス分けの掲示板はこちらでーす」

 先輩の誘導に従いクラスを確認してから、割り振られたクラスへと到着する。

(まだ、まばらだね)

 同中出身同士なのか少人数のグループはできていた。

 黒板に貼り付けてある座席表を確認し、着席する。

(最初は窓側か、隣の列は女子なんだね)

 日差しの影響で黒板が見え難い(にくい)のは嫌だなあと思いながらポケェ〜と窓の外を眺めていると、教室の入り口付近がザワついた?


「ひろ君♪」

 肩を叩かれ顔を向ければ、そこにはここにはいない筈の人がいた。

「え?雪ちゃん?何でここに?」

 俺の頭の中は“?”でいっぱいだ。だって彼女は別の県にいるのだから。

「そりゃあ、この学校に通学するからだよ」

 なあ〜に言ってんのよと呆れた顔で言ってくる。

「いや、だって、え?」

「いやー、その驚きの顔を見れて大満足だわ。Yllätys(サプライズ)成功ってね♪席も隣みたいだし、これから楽しくなるね」

 彼女の名前は石嶺雪華(いしみねゆきか)。俺の幼馴染で恋人だ。


 そんなやり取りをしている中、中学時代の友人が声をかけるタイミングを失ったのを後日知るのだった。

 すまん。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ