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異能者IZM第20話~ミイラ化変死事件編 まるで石ころが坂道を転がり落ちるように…~

いつもご閲覧いただきありがとうございます!

補足です。出てくる東京都も架空都市設定です。区はそのまま使ってる所とないところとありますが、あまり気にしないでもらえると幸いです。あくまでも架空都市設定です。 後大和仁王学園のコトを(やまおう)と略してましたが、これからはヤマトと略させていただきます。またコロコロ変わる所あると思いますけど、話には支障ないようにしますのでよろしくお願いします。 では 続きをどうぞ

20話




藤峰汐梨が「動かない!」と駄々をこねる頃、


とある場所で


男A「なーなー久しぶりの東京は なんだか澱んでね?」


女A「えーそんなのどーでもいいわよ」


1人の男が隣の女に話しかけるが、女は自分の化粧直しに忙しいようで 男の問いかけには素っ気ない。男はその態度を面白く思わなくて


男A「…んーな念入りに化粧したってアイツはちっとも興味ないと思うゾ」


失礼な男の発言にカチンときた女が


女A「アンタは相手にもされてないでしょ」


売り言葉に買い言葉。


男A ムカッ 「お前より仲良しだけど?」

女A「あはは ウザがられてんじゃん」


そしてケンカが始まるのである。


この割と筋肉質な茶髪ストレートのくりくり二重の男は 異業種討伐隊のメンバーである伏見亨一ふしみきょういちそして女だてらに亨一にケンカをふっかけるオレンジがかった茶髪で、年の割りに大人びた容姿をしているふっくらとした唇に、タレ目な女性は松橋飛那まつばせあすなであり、神代泉雲の討伐仲間でもある。


亨一「そーいや泉雲のやつ今学校行ってるんだって?」


飛那「ーそーらしいよ」


さっきまでケンカしていた2人はもう普通の会話に戻っている。


亨一「へぇ やっぱ泉雲ちゃんも菊さんにはなんだかんだ逆らえないってコトかなぁ♪」


飛那「…あんた ちゃん付けで呼んだらまた泉雲にはっ倒されるわよ」


亨一「なに言ってんだよ その短気な所もかわいいんじゃねーか」


飛那「… ダメだわ このヘンタイ」


亨一「早く会いたいなぁ」


飛那「あたしが先に会うんだからジャマしないでよ」


そう言ってまた2人の言い合いが始まったのだった。


そんな最中…事態は悪い方へと転がっていく…



***

薄暗い とある街のとある片隅で、



ズゴゴゴ~~~ジュルジュル~~ジュージュウゥー~~ゴクゴク…


そう音を立てながら何かを飲む大きな黒い影。


そのモノが飲むのは正しく人間だ。どんどん萎んで…しわしわになっていく…

おそらく体内の血液も脂肪も…内蔵まで

人間の中身を全て吸い尽くす人ならざるモノ…


「かーっうんめぇー今も昔も 変わらぬのお~」


大きなしっぽをバタバタさせて喜ぶさまは人の形からかけ離れている。


「しかしこの時代の人間は〝波長が合う"者が少なくて苦労するわい」


確かに現在存在しているこの異形なモノは、普通の人間の目には決して視えないし、その声すらも耳には届かないのだが…

普通の人間であっても、多少の霊力があれば、異形の存在を感じる事ができるのである。


それは同時に危険も伴うのだが…


「くひひ…特に若い女子おなごの生き血 肝は格別だのお~」


そう言ってニタリと不気味に笑う異形のモノは、その人間の骨と皮だけ残して残りの全てを吸い尽くしたのだった。


***


ところ変わってこちらはルーズカフェ。

扉には準備中の札。

その店内では、店主である鴉丸菊ノ助が、自分が飲む用に コーヒーを淹れている最中であった。

その独特の香ばしい香りが店内に広がっていく。


「ん~~いいねぇ♪本格コーヒーたまらん♡」


趣味ではじめているカフェとはいえ、こだわる男なので、使ってる豆もコーヒーマシンも最高の物。

そんな 憩いのひと時のコーヒータイム。

突然ジャラララン!!っと鈴のけたたましい音で邪魔されたのだった。


「え?? なになに?? まだ準備中っーってか鍵しめてー…」


ビックリして音がした入口の方に振り向くと、そこには神代泉雲が無言で立っていたのだ。

それに更に驚いた菊ノ助が、


「え…?なに…いず む くん? え… ?」


現在は昼下がり。普通であればまだ学園にいる時間帯。

菊ノ助は状況がよく飲み込めない。そんな菊ノ助に、


「 カラス! さ ・ け !」


「…… はい  ?  」


突然来てたったそれだけを言ってくる泉雲に菊ノ助は色々言いたい。


(…お前 なんで今ここにいんの?まだ 昼すぎだけど?ん?午後の授業は? サボったの?

突然やって来て「酒」ってなに?)


そんな菊ノ助の心情などお構い無しの泉雲はギロリと睨んで、


「 さ ・ け 」


「… はい かしこまりましたー」


何やら相当ご機嫌が悪いご様子なので、触らぬ神に祟りなし 菊ノ助は追求(ツッコミ)をやめて、己の

〝憩いのひととき"も中断し、

泉雲のご要望を優先したのだった。


「はい お待ちどうさま」


「……」


コトリと置かれた、キンキンに冷やされた日本酒。それをとっくりごとゴクゴクと煽る。そして菊ノ助はズラリと追加のとっくりをテーブルに置いていく。それをものすごいペースで呑んでいく泉雲。

それを横目に、菊ノ助はコーヒーをズズ…と口にふくみ


「…なんか あった?」


とりあえず、無駄と思いながらも探ってみる。すると泉雲はガンッ!!ととっくりをテーブルに叩きつけた。


「オレが 何したってんだ!ほんっと わかんねぇ!!」


(いやいや… その言葉ソックリそのままお前に返してやりたいよ…)


泉雲の荒れように、菊ノ助はまた不思議ちゃん絡みか?となんとなくの勘を当て、

今は そっとしておこうとコーヒーを嗜む事にした。


泉雲は一気に冷酒を3本呑み干したのだ。そして漸く少し落ち着いたようである。

普通3本も酒を一気呑みすると、酔いが回るのだが、泉雲は稀に見る酒豪なので、問題ない。

※いやいや未成年の時点で大問題です。お酒は20歳になってから。


そろそろ大丈夫かと菊ノ助が泉雲に話しかけようとした所で己のスマホが鳴った。

それにいつもの調子で、


菊ノ助「はーい もっしもー『きーくぅー!!てめぇ どーしてくれる!!』


菊ノ助が電話に出るやいなや、大声で叫ばれた。


菊ノ助「…えっとぉ…  ダレ? あー保っちゃん どーしたの?」


保「どーしたの じゃあるか!!また新たな変死遺体が発見されたぞ!!お前今まで何してやがった!!」


今はコーヒーを嗜んでました。


菊ノ助「…えー うっそーん…」


保「(怒) お・ま・え これでもーこっちは抑えが効かなくなった!もー所轄も勝手に動いてるし報道規制もしてたが情報提供タレコミがあって1部事件の概要がネットにアップされている!最悪だ! 以上!」


プツ… ツーツーツー…


保はもの凄い勢いで捲し立て、言いたい事を言うだけ言って通話を切ったのだ。

菊ノ助は困った…だが幸いにも1番頼りになる男はすぐそばに居る。


菊ノ助「 いずむ くん♡」


泉雲「……」


泉雲は無視を決め込み、既に5本目のとっくりをグビグビと煽っている。無視をされても菊ノ助は負けじと、


菊ノ助「例の件… また犠牲者出たみたい なんだよねぇ…」


泉雲「……」


菊ノ助「…よしっ こうしよう!この件片付けてくれたら特別ボーナスを出そう☆」


ピクッ…その言葉に泉雲の耳が動いた。


泉雲「いくら?」


泉雲が漸く反応したので、菊ノ助はホッとし右手を突き出し指3本を提示した。


泉雲「5だ」


菊ノ助「!…わっ わかった…5本 用意しよう」


泉雲「後 休暇だ バカンス! 高級大吟醸も追加な」


菊ノ助「へ? 高級大吟醸て バカンスって…いやもーちょっとしたら君夏休みだよ?」


菊ノ助はさすがに反論しよーとしたが、泉雲がギィィッと睨みつけてきたのでストップし、


(…お前はほんと 野良猫のよーな奴だなー…)

と余計なことは口に出さずに


菊ノ助「……わ わかった ただし場所は都内!これは譲れないよ!」


泉雲は乗り気ではなかったが、ボーナス+つかの間のバカンスという名の登校拒否の承諾+高級大吟醸というエサ(報酬)につられてOKしたのだ。


泉雲「…いいだろう それで手を打ってやる」


菊ノ助は非常ーに高く付いたが、やっと泉雲が動いてくれる事に安堵し、残りのコーヒーを飲み干したのだった。

泉雲は泉雲でまだムカついていた。

原因は昼休みの汐梨との1件。一方的に大声で拒絶されて、モヤモヤイライラしていたのだ。


ムカムカ…(なんなんだ?あの女っ くそー もーしるか!!)


しばらく関わらない!とそう心に強く決意する泉雲は10本目のとっくりを飲み干した。



***


そして…こちらは華怒鬼町。

とあるホストが しきりにスマホのウェブニュースを見ている。そして同じ関連のニュース記事を調べて何度も何度も読んで確認し、震えているのだった。


ホスト「この 女って やっぱりあの時の… 間違いないっ 服装があの時見たのと一致してる…なんで風呂に送った女がミイラになって死んでんだ??」


悩んだホストが1本の電話をかける。


ホスト「あっ いつもお世話になってます!〇〇です あの…ちょっとお聞きしたい事が…はい この間の女です あっ そーです…その女なんですけど…ネットニュースに上がっててし 死んだって…」


謎の男『あー…アレねぇ あの女フリーのジャーナリストだったぜ? おかげでこっちは逆に脅されて大変だったんだけど?』


ホスト「え…?ジャーナリスト マスゴミかよっ」


謎の男『そーそー あんたさぁー手当り次第短期で斡旋するのやめてくんない?こっちも商売なんだしさあー』


ホスト「…でも…その あの女 死… なんでっ… あんな状態になるんですかね?ミイラって…人間そんな簡単にミイラなんて なりますか?」


謎の男にホストは本当は「なんで殺したんだ?」と聞きたかったが、恐ろしくなってその言葉は飲み込んだ。

やんわりと刺激しないように疑問を投げかけるが、謎の男はしばし沈黙し、その後静かに、明らか低い声で応えた。


謎の男『……お前は知らなくていい事だ これからも良いビジネス関係でいよう』


そう言うと、謎の男は通話を切ったのだ。

ホストは耳にスマホをあてたまま、頬には一筋の汗が垂れ落ちる。


ホスト「くそ…オレは もしかしてヤバいブローカーと繋がっちまったのか?」


ポツリと呟き、その背筋には冷たい血が流れたような気がしたのだった。



***

そして…時は流れて夕方。


大和仁王学園は放課後になり、部活動に励む者、帰宅する者がいる中で、ある教室では、数名の女生徒たちが集まっていた。


女生徒A「だからさぁー行っちゃう?」


「えーあたしパスー」


女生徒A「えー朱夏来なかったら盛り上がらないじゃーん!」


麦野「でもさー…なーんか昨日から ちょっと体だるくて頭痛いんだよねぇー」


麦野は昨夜不完全な鬼を外へ放出した事によって霊障のようなモノを患っていた。泉雲はもちろん麦野の中にあった鬼の瘴気は浄化してはいるが、

普通の人間には毒なので、完全には抜けきれない。しかも放っておくと、確実に身体は瘴気に蝕まれて死んでしまう。だから小柴あかりも未だ登校できないのである。

もちろん本人はその事を知らない。

そこへバタバタと別の女生徒達が走ってやって来た。

女生徒D「し 朱夏ぁー!あっあんた昨日あれからどーなったの??」


そう言いながらその女生徒は息を切らし、更に麦野の両肩をガッシリ掴んで追求するのだ。その勢いに少し気圧される麦野。

麦野「…なに?」


女生徒D「なっなにって?」


女生徒E「地味峰 今日学コ来てたんだけど?」


麦野「……は?」


〝地味峰"と言えば女生徒D、Eのクラスメイトでナゼか自分が藤峰汐梨の英語の辞書を持っていた。不思議と言うより不気味に思い、さっさと返したくて休み時間に返しに行った相手だ。

自分自身に全く記憶がないから少し混乱し、女生徒を怪訝な顔で見ると、

女生徒Dが、麦野を周りの女子たちから遠ざけて耳打ちした。


女生徒D「昨日 地味峰ハメるって めちゃくちゃにしてやるって言ってたじゃんっ なのに地味峰ピンピンしてんだって…失敗 したの?」


麦野「 …… は ??」


女生徒D「 は? って あたし神代くんに昨日の事 …実は聞かれてさぁ…そんで喋っちゃってそしたら彼そのまま走って消えちゃって…距離的に間に合わないじゃん? 」


あの時の泉雲は怖かったなぁ…と思い出す女生徒。

だが、藤峰汐梨に関する記憶を泉雲に全て消された麦野には話が全く見えない。それでも泉雲の事はお気に入りなのでちょっとテンションを上げてその話だけ聞いてはみたが、やっぱりちっとも記憶にないのだ。だから


麦野「…あんた さっきからなに言ってんの?もーいーや やっぱあたしも明日華怒鬼行くわー」


麦野は女生徒に肩を掴まれていた腕を払い除けて、最初断った話に乗った。


女生徒A「え? ほんと!朱夏来てくれると盛り上がるからたすかるー」


麦野「じゃー明日11時にする?」


女生徒C「OKOK! 」


女生徒B「ねぇ あんたさっきからなに見てんの?」


女生徒A「ホス〇ラ~♡ めっちゃ顔良くない?この柊兜しゅうとって人ー」


女生徒B「キャハハ なにニヤニヤしながら見てんのかと思ってたらホストかよー 」


女生徒A「だってだって ホストってさ 女の子ならみんな〈お姫様扱い〉してくれるんだってー♡こんなイケメンに姫って言われたーい!」


女生徒B「えーでも ホストって高いんじゃない?ってかあたしら未成年じゃん 無理じゃんw」


女生徒A「化粧したらイケるっしょ♪ それに見て!初回飲み放題2980円!めっちゃ安くない?」


女生徒B「ウケるぅ~あんた もー行く気マンマンじゃんW」


そんな危ない浮かれた会話を学園の女生徒達がする頃、藤峰汐梨は1人帰宅する為電車に乗っていた。


(はあー…ここ最近色々ありすぎて疲れた……今日私…どうかしてたかも…あんな大声上げちゃうなんて…あんな 怒鳴んなくても あぁ 今さらながらに恥ずかしい…)


今日の昼休みの1連の出来事を思い出し、1人反省する。


(神代くん…午後から授業来なかったなー…やっぱり 怒ってるかな…北斗くん…もーご飯食べに来ないかも…お弁当 どうしよう…)


そんな事を考えると、1人落ち込んでいく。

ガタンゴトンと電車に揺られながら、窓の外の景色をボーッと眺め、

(明日は土曜日だし…休みだし やる事ないし…勉強して家にずっといよう!そーだよ 災い起こるとか言ったって 家に居たら安心なんだし!大人しくしてよう そーしよう!)


汐梨はそう自分に言い聞かせ、いつも通り遠い道のりを経て、真っ直ぐ家へと帰って行く。


だが…汐梨がそんな決意をしても、そもそも予定というモノは未定であり、必ず計画通りにいくとは限らないのである…


家に着いて玄関開けると、いきなり弟が仁王立ちで待ち構えていた。


翔太「お!やっと帰ってきたな!」


汐梨「ただいま…どうしたの?そんな所で…」


翔太「しおり 明日休みだろ!買い物行くぞ」


汐梨「…… え ?」


そして翔太は汐梨の腕をガッと掴んで、


翔太「前に約束しただろ!一緒に買い物行くって!」


汐梨「いや…でも…あの 」

(アレ…?したっけ? そんな約束 )


少し自分の中の記憶を辿りながら思い出そうとするが、翔太が待ってくれるはずが無い。

そして押しの強い翔太に勝てる訳でもない。


翔太「明日昼前には家出るぞ!その変なメガネは禁止な!」


汐梨「え?こっこれないと私 外出れないっ」


翔太「前使ってたヤツあんだろ?あっちなら まだ許す」


汐梨「…アレは もー少し弱いから…見えちゃうのっ私 年々力が強くなってるみたいで…」

まるでメガネの度数が合ってないかのような言い方で、必死に汐梨は説明するが、弟翔太は聞く耳を持たない。


翔太「ちょっとぐらいガマンしろよ とにかくそのダサダサメガネだけはかけんなよ!」


(…わたし…〝お姉ちゃん"だよね?)と言いたい事も言えない汐梨は、ニッと笑った弟翔太を相手にコクンと頷く事しかできなかったのである…


汐梨「はー… で 買い物って どこ行くの?」


「ここだ!」とそう言って弟が持っていた雑誌を広げて指を差す。


汐梨「え… ここって新宿じゃないっ ヤダよっそんな人多いとこっ」


翔太「だって この服ここしか売ってないもん」


今度はうるうるとした目で弟らしく可愛くお願いされて、やっぱり断れない汐梨は「わかった」と了承した。



そう…




事態はまるで小さな石ころが坂道をコロコロ転がり落ちるように急速に進んで行くのだ。



***

そんな頃 ルーズカフェでは、


泉雲「… で 何調べるって?」


菊ノ助「今都内を騒がせている"連続ミイラ化変死事件」


泉雲「…都内って どこだよ?」


コロコロコロコロ坂道を転がり落ちた石ころはスピードを上げて勢いを増す…


菊ノ助「〝新宿華怒鬼町"休暇用のホテルもそっちで取ったからよろしくねー♪」


泉雲「… ああ… わかったよ」



他の石ころも巻き込んで、ゴロゴロゴロゴロとスピードと勢いを増して…



…こうして それぞれの思わくや目的を持った者たちが、偶然にも問題の新宿に集まる事になるのであった。


それもまた必然なのかもしれない…






異能者IZM20話をご閲覧いただきありがとうございました!

次回も書き上がったら活動報告で投稿日等を伝えさせてもらいますね。何卒よろしくお願いします。

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