表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ワード1ページ小説

今、行きます

作者: 神月 里央

「今日、藤井休みだって」

それは私の友人から聞いた言葉だった。

「へ、へーそっか」

私は冷静を装いながら受け流す。

「なんか風邪らしいよ?」

「風邪かーそっか…」

「やっぱり寂しい?」

友人はこのニヤリと笑いのながらからかうような目でそう言った。

「な、なんで?」

私は内心図星だったので少し焦りながら質問する。

「え?だって、あんた藤井の事好きでしょ?」

「は、はぁ?」

その声は自分でもわかるぐらいには裏返ってしまっていた。

「だってそうじゃん。多分クラス全員わかってたよ?」

「は?うっそ!」

私が辺りを見回すとクラスの全員が、うんうんと頷いていた。

「は、はぁ?」

私は恥ずかしさのあまり机に突っ伏して、顔を隠す。

「それより良いの?藤井、今日だれも家に居ないって本人が電話してたようだけど」

「え?」

私の脳裏には藤井がベットでしんどそうにしている姿が想像できた。

「ねえ、私ちょっとしんどいかも」

「うん、病欠って言っとくね」

「ありがと」

私は鞄を肩にかけると、急いで教室を出ようとする。

「藤井によろしくねー」

「頑張れよ」

「いってらっしゃい」

そう教室中のみんなに声援を送られる。

「お前ら明日覚えとけよ」

そう言い残すと私は顔を真っ赤にしながら藤井の家に向かって走り出した。

ごめんなさい、もう落ちも何もなく急いで書いて、量も少ないですが今日のところは許してください


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ