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俺と美悪魔と。

放課後図書室に呼び出しを食らった戸木は、図書室に向かう。

図書室への階段、廊下。まるで悟空の蛇の道に思える。。

やっとついたが、図書室の扉は、教室とは違い中が見えないようにできている。だからやっぱり怖い!

始業式の放課後の図書館は、さすがに人が少ない。基本ここには本を読むってより勉強する人が集まる。よって中間から遠い始業式の図書室は比較的人数は少ない。

人が少ない中で、愛美を見つける(見つかる)のは容易だった。

あいつは俺を見つけると、黙ーって手招き。いや、まじでディズニーヴィランズのアースラ様だよ。海に誘ってるよ。この人。しかも指が上むいてる挑発的な来いだから!!!

深呼吸すると落ち着いて歩き出す。

「なんですか?」

「そこに座りなさい。」

「は、はい。」

(先生気取りか?こいつは、、、まあ可愛いは正義だから俺は悪だし仕方ない。)

「さっきの話の続き。SP部に入りなさい。」

(こいつ本気で、、?ただの部ならまだしも。SP部。先程の説明に追加すると、SP部はいわば「文化部の代表なのだ。」この学校で言う文化部の代表は行事ごとの運動部代表との対決を意味する。運動部代表は、サッカー部。つまり、簡単に言うと体育祭、文化祭などごとにSP部VSサッカー部を行うのだ。文武両道ばんざーい)

「まずは理由から聞こう。」

「簡単よ。いつも勝負で負けるから。敵がいれば団体は強くなる。」

(そうこいつは、SP部なのだ。負けず嫌いだからな~泣。噂によると早押しクイズだけはサッカー部もかなわないらしい。なんでもこいつ、出題者に7文字目は読ませないらしいので裏で八文字目の天敵と呼ばれてるそう。)

「俺の配役は敵で決定ですか?人と関係をもつのを嫌がる俺が敵の関係を持つなんて尚更嫌に決まってんだろ。」

「私がそんな馬鹿なわけ無いでしょ。あなたにメリットがあるわ。」

「そ、それは?」

(まさか、、、それってあんなことやそんなことをさしていただいたりするのか、、、)

「その目すごい気持ち悪いからやめて。あなたの期待してることは、殆どの可能性でおきないわ。この契約はかけ、よ。あなたが入ってから初の行事、 春季遠足での勝負に勝てたらあなたの言うことを一つ聞くわ。」

「あーそれは無理だわ。勝負で自分以外に勝ったことはない。」

(勝負したことがない。)

「言うと思ったわ。でも残念ながら、あなたは入らないといけないの。」


今日から土曜まで、この時間に一話ずつ追加します。よろしくです。

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