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TABOOO!  作者: 四季 華
TABOOO!
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20/21

5-5

 激闘が続いて一体どれくらい経つだろうか。十分にも感じられるし、一時間にも感じられるような時間だった。

 最後、そこに立っていたのは、生徒会役員である五人だけだった。他の者は逃げ出しているか、足元に倒れているかのどちらかだ。

 生徒会のメンバーは荒ぶる息を整えながら、部屋の真ん中で集まっていた。

「みんな、今日はお疲れ様でした。少し想定外のこともあったけど、それぞれが自分のやるべきことを弁えて、行動できたと思います」

「会長、俺らに黙って無茶したことへの謝罪はねーの?」

 剣斗が意地悪く笑って鷹に謝罪を促す。翔も愛依もうんうんと頷いている。

「あぁ……。今回のことは、その、申し訳なかった。僕が一人で動いてしまって、迷惑をかけたと思います」

「よし、よく言った。それでこそ男だぜ。……ってわけで、鷹のおごりでファミレスな」

「え?」

「いいですね、祝勝会を兼ねて行きましょう」

「賛成です~。私、晩御飯まだなんですよね」

「ちょっと、みんな」

「んじゃ行くぞ!俺の腹はもう限界だ」

「僕もです」

「私もです」

 自分達だけ盛り上がってさっさと部屋から出てしまう三人に、鷹は何も言えず、財布の中身を確認した。

「兄貴、しょうがないって」

「鷲」

「俺、ハンバーグステーキセットね」

「おい、それって確か一番高いメニュー……」

 三人に走って追いつく鷲は、もう傷のことなんて忘れているかのようだった。そう思った時、鷹の体が痛んだ。

「オレもケガ人なんだけど……まぁ、いいか」

 鷹は小さく笑って、皆の輪の中に入った。


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