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激闘が続いて一体どれくらい経つだろうか。十分にも感じられるし、一時間にも感じられるような時間だった。
最後、そこに立っていたのは、生徒会役員である五人だけだった。他の者は逃げ出しているか、足元に倒れているかのどちらかだ。
生徒会のメンバーは荒ぶる息を整えながら、部屋の真ん中で集まっていた。
「みんな、今日はお疲れ様でした。少し想定外のこともあったけど、それぞれが自分のやるべきことを弁えて、行動できたと思います」
「会長、俺らに黙って無茶したことへの謝罪はねーの?」
剣斗が意地悪く笑って鷹に謝罪を促す。翔も愛依もうんうんと頷いている。
「あぁ……。今回のことは、その、申し訳なかった。僕が一人で動いてしまって、迷惑をかけたと思います」
「よし、よく言った。それでこそ男だぜ。……ってわけで、鷹のおごりでファミレスな」
「え?」
「いいですね、祝勝会を兼ねて行きましょう」
「賛成です~。私、晩御飯まだなんですよね」
「ちょっと、みんな」
「んじゃ行くぞ!俺の腹はもう限界だ」
「僕もです」
「私もです」
自分達だけ盛り上がってさっさと部屋から出てしまう三人に、鷹は何も言えず、財布の中身を確認した。
「兄貴、しょうがないって」
「鷲」
「俺、ハンバーグステーキセットね」
「おい、それって確か一番高いメニュー……」
三人に走って追いつく鷲は、もう傷のことなんて忘れているかのようだった。そう思った時、鷹の体が痛んだ。
「オレもケガ人なんだけど……まぁ、いいか」
鷹は小さく笑って、皆の輪の中に入った。




