第78話 テレビ②
二日後
ボクたちが出た同じ番組でジェフの特集が放送された
被害者の遺族や今回の事件の関係者がゲストとして出演していた
その中に、危うく難を逃れることができた被害者のひとりがいた
彼はジェフについて語った
ジェフは残忍な殺人者というだけでなく
人を精神的に痛めつけるサディストだと
ジェフは「お前の心臓を食ってやる」と脅してきたのだと語った
被害者の親族の方々は落ち着き持って語った
今回の事件にひどく心を痛めたことを
愛する者の死がどれだけ苦しいことかを
そしてジェフを早期に逮捕できなかった警察の怠慢を糾弾した
次に出てきたのはシェリの知り合いだった
だが、知り合いと言っても3回ほど会って
ほんの少し会話したことがあるくらいのほぼ他人だった
そんな彼は開始早々、シェリのことを非難した
「シェリは性悪な継母の典型だった」と
ξ゜⊿゜)ξ「なんで彼がこんなことを…………」
シェリは戸惑っていた
(;´・ω・` )「なにか心当たりはないのかい?」
ξ゜⊿゜)ξ「そんなことあるはずないわ」
ξ゜⊿゜)ξ「そもそも私と彼はそんなに親しい間柄ではない…………」
ξ゜⊿゜)ξ「でも、ここ数日に頻繁に連絡してきて…………」
ξ゜⊿゜)ξ「ジェフについて本を書かせてくれとしつこく頼まれていたけど」
(;´・ω・` )「それで君はなんと答えたんだい?」
ξ゜⊿゜)ξ「もちろん断ったわ、だってそうじゃない」
ξ゜⊿゜)ξ「彼がジェフのいったいなにを知っているというの!」
(;´・ω・` )「じゃあこれは、断られたことの腹いせに…………」
ξ゜⊿゜)ξ「なんて卑劣なの…………」
次の出演者が出てきた
彼は自分のことをニックと名乗った
あからさまなカツラと髭をつけて変装していた
( `෴´ )「俺はジェフと恋人関係だった」
( `෴´ )「1985年の6月から8月の間までだったけど」
( `෴´ )「ジェフは嫉妬深かったが暴力的ではなかった」
( `෴´ )「そして心にとても暗いものを秘めていた」
(;´・ω・` )…………
( `෴´ )「ジェフはその秘密を俺に明かしてくれた」
( `෴´ )「その秘密はおぞましい性体験についてだった」
(;´・ω・` ) .。oO(性体験?この男はなにを知っているんだ?)
( `෴´ )「ジェフは性的虐待を受けていた」
( `෴´ )「彼の初めての相手は父親で、虐待は16歳になるまで続いた」
(;´・ω・` ) .。oO(は???)
瞬間、こいつが何を言っているのか理解できなかった
ボクがジェフに性的虐待だって?
なにを言っているんだこいつ…………
そんなことあるはずがないだろ!!
(ꐦ`•ω•´)「ふざけるな!!!」
(ꐦ`•ω•´)「ボクがそんなことするはずがないだろ!!」
その後も、この不快な愉快犯は嘘八百を並べ続けた
( ;´-ω-` )「いい加減にしてくれ……もう黙ってくれ…………」




