表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/84

第69話 マスコミ

次の日


(´・ω・`)「それじゃあ母さんの様子を見て来るよ」

ξ゜⊿゜)ξ「家まで送っていくわ」


ξ゜⊿゜)ξ「きっとマスコミが周囲を張ってるはずだから」

(´・ω・`)「ありがとう」


母の家の近く


ξ゜⊿゜)ξ「ここからなら見つからずに行けそうね」

(´・ω・`)「うん、今日は母さんの家に泊まるから」


ξ゜⊿゜)ξ「わかったわ、お義母さまのことよろしくね」

(´・ω・`)「うん」


ボクは車から降り、裏庭を一目散に走って家の脇のドアから中に入った

母は居間で安楽椅子にすわり、静かに休んでいた


(´・ω・`)「やあ、母さん」

(・∞・)「ああ、おまえかい」


母さんはボクを見てホッとしたようだった

それからボクは弁護士と話し合ったこと

これからおこりえる不愉快な出来事を話した

しかし、母はボクの話を理解できないでいた


(・∞・)「テレビで少しみたけどね」

(・∞・)「ジェフはずいぶんやせたようだねえ」


(・∞・)「顔が青白かったよ」

(´・ω・`)…………


母はひどくストレスを受け、困惑していた

だが、ジェフが行った犯罪行為をどうしても理解できないでいた

いや、理解したくないように見えた

自分の孫が殺人に手を染めるようなことはないと


(´・ω・`) .。oO(ボクだってまだ受け入れられていないんだから…………)

善良な母なら尚更なのかもしれない


すると、通りに面した窓から二人のリポーターらしき姿が見えた

ボクは家中の窓のブラインドを降ろした

そして長い間、母とボクはシーンとした薄暗い居間に座った


母はなにかに取り憑かれたように喋り続けた

ボクはその話を黙って聞き続けた

ボクはこの親子の時間がずっと続くことを願った

だが叶うはずもなかった


家の外ではマスコミの連中が続々と合流し始め、母の家に群がってきた

彼らは手当たり次第にカメラや三脚を設置して家を包囲した

そして歩いて近づいてくると花壇の花や低木を踏み荒らした

彼らはドアのベルが激しく鳴らし、ドンドンとうるさくドアを叩いた

けたたましく電話も鳴り続いている、外からの叫び声もうるさかった


ボクはチャイムを取りはずして電話線を抜いた

母と共に二階の寝室に避難した


(;`・ω・´)「報道のためならなにをしてもいいのか!」

ボクに言わせれば、彼らの行為は脅しそのもので

ひどい侵入行為にほかならなかった


だが、母はそのようには思えないようだった

無理もなかった

母はこれまでチャイムが鳴れば用心もせずドアを開け

客を迎え入れる人生を送っていた

電話が鳴れば、何の迷いもなく受話器を取り上げてきた

人の求めに応じないなんて、母には考えられない事だった

そんな母にボクは説明し続けた


(;´・ω・` )「奴らはスキャンダルがメシの種なんだ」

(;´・ω・` )「奴らはジェフのことを知りたがっているんだ」


でも母はこんな説明では納得しなかった

ジェフが犯した犯罪をどうしても理解できないでいた母は

ジェフのこととマスコミのことをどうして結び付けれないでいた


(;・∞・)「あの人たちは誰なの?なにをしようとしているの?」

(;´・ω・` )「だからね、奴らは…………」


どんなふうに答えても、母は満足しなかった

母はなにが起きているか分からない恐怖に怯えていた


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ