第69話 マスコミ
次の日
(´・ω・`)「それじゃあ母さんの様子を見て来るよ」
ξ゜⊿゜)ξ「家まで送っていくわ」
ξ゜⊿゜)ξ「きっとマスコミが周囲を張ってるはずだから」
(´・ω・`)「ありがとう」
母の家の近く
ξ゜⊿゜)ξ「ここからなら見つからずに行けそうね」
(´・ω・`)「うん、今日は母さんの家に泊まるから」
ξ゜⊿゜)ξ「わかったわ、お義母さまのことよろしくね」
(´・ω・`)「うん」
ボクは車から降り、裏庭を一目散に走って家の脇のドアから中に入った
母は居間で安楽椅子にすわり、静かに休んでいた
(´・ω・`)「やあ、母さん」
(・∞・)「ああ、おまえかい」
母さんはボクを見てホッとしたようだった
それからボクは弁護士と話し合ったこと
これからおこりえる不愉快な出来事を話した
しかし、母はボクの話を理解できないでいた
(・∞・)「テレビで少しみたけどね」
(・∞・)「ジェフはずいぶんやせたようだねえ」
(・∞・)「顔が青白かったよ」
(´・ω・`)…………
母はひどくストレスを受け、困惑していた
だが、ジェフが行った犯罪行為をどうしても理解できないでいた
いや、理解したくないように見えた
自分の孫が殺人に手を染めるようなことはないと
(´・ω・`) .。oO(ボクだってまだ受け入れられていないんだから…………)
善良な母なら尚更なのかもしれない
すると、通りに面した窓から二人のリポーターらしき姿が見えた
ボクは家中の窓のブラインドを降ろした
そして長い間、母とボクはシーンとした薄暗い居間に座った
母はなにかに取り憑かれたように喋り続けた
ボクはその話を黙って聞き続けた
ボクはこの親子の時間がずっと続くことを願った
だが叶うはずもなかった
家の外ではマスコミの連中が続々と合流し始め、母の家に群がってきた
彼らは手当たり次第にカメラや三脚を設置して家を包囲した
そして歩いて近づいてくると花壇の花や低木を踏み荒らした
彼らはドアのベルが激しく鳴らし、ドンドンとうるさくドアを叩いた
けたたましく電話も鳴り続いている、外からの叫び声もうるさかった
ボクはチャイムを取りはずして電話線を抜いた
母と共に二階の寝室に避難した
(;`・ω・´)「報道のためならなにをしてもいいのか!」
ボクに言わせれば、彼らの行為は脅しそのもので
ひどい侵入行為にほかならなかった
だが、母はそのようには思えないようだった
無理もなかった
母はこれまでチャイムが鳴れば用心もせずドアを開け
客を迎え入れる人生を送っていた
電話が鳴れば、何の迷いもなく受話器を取り上げてきた
人の求めに応じないなんて、母には考えられない事だった
そんな母にボクは説明し続けた
(;´・ω・` )「奴らはスキャンダルがメシの種なんだ」
(;´・ω・` )「奴らはジェフのことを知りたがっているんだ」
でも母はこんな説明では納得しなかった
ジェフが犯した犯罪をどうしても理解できないでいた母は
ジェフのこととマスコミのことをどうして結び付けれないでいた
(;・∞・)「あの人たちは誰なの?なにをしようとしているの?」
(;´・ω・` )「だからね、奴らは…………」
どんなふうに答えても、母は満足しなかった
母はなにが起きているか分からない恐怖に怯えていた




